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妊娠・出産という大仕事を経て、頻回授乳や夜泣き、乳児湿疹やオムツかぶれなど様々な育児の壁に悩まされるママさん……たくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、これでおしまいと行かないのが育児のつらいところ。5ヶ月~6ヶ月ぐらいを目途に、離乳食がはじまります。栄養バランスや量など、いろんな事を考えては「もう、わからない!」と頭をパンクさせていませんか?
私の周りでは、離乳食を食べてくれないという悩みをよく聞いていたので、うちの子はモリモリ食べるし作り甲斐があって楽だな~と考えていました。
しかし、1歳を過ぎて問題が発覚!うちの子はみんなとは真逆の『食べすぎる、食事が待てない子』だったのです。
食べない悩みの対処法はネットを探せばある程度出てきて、みんなの共通の悩みなんだと痛感しましたが、食事が待てない子の対処法は全然わからない!みんな悩まないのかな?うちの子がおかしいのかな?とすごく悩みました。
今回はそんな食事が待てない子という悩みを持つママ・パパさんに向けて、私が試してきた方法をご紹介します。
専門家に相談してみる
いろいろ行動を起こしてみる前に、まずは専門家に相談してみましょう。食欲旺盛すぎるということから、思わぬ病気が見つかったり、何か明確な原因がわかるかもしれません。
かかりつけの小児科の先生に予防接種ついでに…でも構いませんし、自治体の保健師さんなどに相談してみてもいいでしょう。素人判断で対処するのは危険です。必ず専門家の指示を仰ぎましょう。
ただし、病気や原因などは見つからず「よく動くようになってお腹がすくんだね~元気元気!」という結論に至ることもあります。病気でないに越したことはありませんが、どうしたらいいのかと困ってしまいますよね。
そんな時、私が試してみた対処法は以下です。
取り急ぎの間食を与える
食事が待てないうちの子は、ご飯を作り出したことを察知すると、キッチンを封鎖しているベビーゲートにしがみつき、捕らわれた囚人が如く泣き喚きます。これでは、いつまで経ってもご飯がつくれない!
ということで、最初に試したのは、ベビーせんべいやフルーツなどのおやつを与えて気を紛らわせるという方法でした。お腹が空いて泣いているわけですから、食べている間はとっても静かです。その間にちゃちゃっとご飯を作ってしまおう!という作戦です。
しかし、我が子にこの方法は合いませんでした。よく食べる子に軽いおやつで足りるわけがなく、猛スピードで食べ終えるとまた泣く…まだ出来てないよ~(汗)と私まで半泣きになりながら作る始末でした。
なんとなく食べるという行為をさせることによって、気が紛らわせる子であれば、気休め程度におやつを与えるこの方法は合っているかもしれません。
ただし、そんなん足りんわい!と泣き叫ぶ子や、おやつを与えると今度は食事を食べなくなる子、よく食べることによって体重が増えすぎている子に向いている方法とは言えませんね…。
作り置きや市販のフードを活用する
ご飯を1から作っていると、それだけ長く泣き喚かれることになりますし、お子さんも長時間空腹のまま待機することになります。仕方がないことだけれど、これではどちらも気が滅入るなあ…。
という時は、思い切って市販のベビーフードを利用してみるのも手です。瓶やパウチからお皿に移して、必要とあらばレンジでチンするだけ。すぐにご飯を与えることが出来ます。
今はベビーフードも進化して充実していますし、栄養バランスも考えて作られていますが、市販品は抵抗があるという方は作り置きをしてみるのもいいでしょう。おかずやおかゆなどを作って、小分けにして冷凍しておけば、食べるときは温めてお皿に移すだけでOKです。
作っている場面を見せると泣いてしまうのであれば、掴み食べが出来る月齢なら自分で食べさせているうちに…という時間の活用がグッドです。先程も言いましたが、食べている間は静かです(笑)
生活リズムを変えてみる
例えばですが、専業もしくは育休中のママだとして
起床→着替え→朝食→家事→間食(必要に応じて)→遊びなど→昼食→家事の続き→散歩→汚れたら着替え→間食→遊びや家事→お風呂に入れる→夕飯→就寝
という流れだったとしましょう。朝食時に泣かれるのであれば、朝の着替えと食事の順番を入れ替えてみる!ということです。寝汗などは心配ですが、起きてすぐに着替えさせなくても子どもは死にはしません。心配であれば手や口の周りなどの使う場所をさっと拭いてあげてから食事をスタートするといいでしょう。
このリズムで夜泣かれるのであれば、夕飯とお風呂を逆にしてもいいでしょう。一日の汚れを落として綺麗な状態でご飯を食べてくれれば安心ですが、食事で汚れた分も合わせて一気にお風呂で洗い流してあげるのも時短法だと思います。もちろん汚れが口に入らない対処は必要ですが…。
先程挙げた作り置き等も併用しながら、空腹で待機しないようにリズムを根本から変えてあげることで解決することもあると思います!是非お試しください!
パパの協力があれば…
パパのお仕事が時間的に問題なく食事時に家にいる場合や、休日などでパパの協力が求められる場合は、自分が子をなだめている間に作ってもらうか、逆に自分が食事を準備している間にパパに子どもの相手をしてもらえればとっても助かります。…希望的観測です(笑)
現実的に仕事の関係でパパにお願い出来ない環境の方や、お願いしても協力してもらえないご家庭もあるかもしれませんが、頼れるなら頼るに越したことはありません。案外パパも手伝う気はあるのに、何をしたらいいのかわからないということもあります。察してもらうのではなく、明確にこれをやってほしいと声に出すことが大切です。
逆に、専業主夫・働くママというご家庭もあるでしょう。その場合はママの協力が是非欲しいところ。お仕事の大変さと、家事育児の大変さ、お互いに共有してわかり合えるといいですね。
いかがでしたか?
これをすれば解決する!というのはお子さんの状態や体質等にもよりますので、専門家と相談の上、ご自分とお子さんのペースに合った食事リズムが作れればと思います。
我が家はしんどい時は遠慮なくベビーフードに頼りつつ、食事のタイミングを変えたり、自称イクメン(笑)のパパに協力を求めたりして、全く泣かないわけではありませんが随分改善しました。
長く感じますが、今を乗り切れば『待てば出てくる』『泣いても意味がない』ということを理解できる時が必ず来るはずです!それまで一緒に踏ん張りましょう!!!