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シューマン共振とは?
シューマン共振とは、地球の地表と電離層の間で起こる特定の周波数の現象です。
地球の地表と電離層の間で、極超長波(ELF)が反射し続け、地球を一周する距離が波長の整数倍になるときに共振が起こります。この共振によって、地球全体が一種の響きを持つようになります。
★シューマン共振は7.83Hzの『地球の鼓動』
具体的には、この共振の基本周波数は約7.83Hzで、これは地球が持つ自然な「鼓動」とも言えるもの。
この周波数は、雷などの自然現象によって生じる電磁波が原因で、地球と電離層の間で反射し続けることで生まれます。シューマン共振は、地球上のどこでも観測することができ、常に発生しています。
シューマン共振は人間の健康や精神状態に影響を与える可能性も?
この現象は1952年にドイツの物理学者、ヴィンフリート・オットー・シューマンによって発見されました。
シューマン共振は、地球科学や物理学だけでなく、人間の健康や精神状態に影響を与える可能性があるとも考えられています。
シューマン共振は人間の脳派に影響する?
シューマン共振は、地球とその大気層の間で発生する低周波の電磁波で、平均的には約7.83Hzの周波数。この周波数は実は、人間のアルファ波(リラックスしているときの脳波)と近いから、シューマン共振の変動が人々の健康や精神状態に影響を与える可能性があると考えられているのだそう。
シューマン共振の周波数の変化が人間の状態に関わるとの説がある
例えば、シューマン共振の周波数が一時的に上昇すると、人々が緊張状態のベータ波を経験することがあり、これが身体の不調や精神的な不安定さを引き起こすと言われています。
一方で、シューマン共振が安定しているときは、リラックスしたり、集中力を高めたりする効果があるとも言われています。ただ、これらの影響は個人差があって、科学的なコンセンサスはまだ確立されていないそう。