前回、9月9日の満月は「スーパームーン」と呼ばれてて大きくて輝いててスゴイわ!って感じだったけど、10月8日の皆既月食は、月が完全に地球の影に隠れてる間、赤黒く見えるから「ブラッドムーン」(血の月)なんて恐ろしい名前がついてるのね。
今回の月食が起きる10月8日は、火の星座のグランドトラインとこの満月が絡んで「カイト」って言う占星術的には大吉兆で、人間社会の中だけなら物事が大きくパワフルに動くすごく躍動的な時期になるとは思うんだけど、自然界まで見ると、最近は火山の噴火や(火のパワーが強いと、やっぱり火に関わる事象が起きるみたいね)全国的に地震が増えてるみたいで、ちょっと心配よね。
だから、【アタシの方針】にも書いたけど基本的に占いでは明るい未来をお伝えしたいんだけど、毎度のことだけど今回は「転ばぬ先の杖」でちょい「注意しといてね」って話。
■日食は「王」に、月食は「民」に影響するとの言い伝え
新月に起きるのが日食、満月に起きるのが月食。(他には日蝕、月蝕って表記があるけど一般的な方を使うわね)
「日食」は「太陽が食われる」で、「月食」は「月が食われる」
太陽は古来、「統率者」を表してきたので、時の支配者たる皇帝や王様に悪い影響があるって考えられてきたのね。
で、有名な歴史上の日食と「不吉な事件」で言うと
・キリストの磔刑
・卑弥呼の死
・推古天皇の崩御
・ジュリアスシーザーの暗殺
・イツハク・ラビン首相の暗殺
なんかは、日食当日はそのすぐ後だったって話が残ってるわ。ちなみに日本では、天照大神が天の岩戸にこもってしまったのは、日食を暗示してるんだそうよ。