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2020年上半期の転機(1)土星水瓶座入りと影響を強く受ける星座・誕生日ピックアップ
2020年についても、12星座別に半年間の細かい星回りとその運気を箇条書きにした、文章はそっけないけどむしろ分かりやすいと好評の『全体運カレンダー』はアプリでもうしばらくしたら配信予定だからちょい待っててね。
■3月22日-7月2日『水瓶座土星』時代の予告編
2017年12月20日から山羊座を運行している土星は、2020年3月22日に水瓶座入り。その後、5月11日に水瓶座2度(厳密には1.57度)から逆行を開始。そのまま逆行を続けて、2020年7月2日に山羊座に戻る。
ちなみに順行に戻るのは下半期の9月29日。山羊座25度から、あとはそのまま進んで12月17日に水瓶座入りすると、このあとはもうずっと、2023年3月7日まで水瓶座。
★活動宮の最終度数の人は「年季明け」
遊女や丁稚奉公が借金を返し終えて自由の身になる「年季明け」なんて言葉を使うのはどうかと思うけど、2019年末の時点で山羊座土星の影響を受けてる活動宮の有名人が大変そうな人が多いから、あえて使うわね。
短いスパンで見れば過去2年ほど、長いスパンで見れば過去7年ほど自分の意思ではどうにもならないことに苦しんで、耐えてきたり、下積みを重ねてきたりしたなら、それが終わって楽になるとき。障害物が取り除かれたり、わだかまりが消えたり。
楽になる前に、一旦「振り返り・清算」をすることになるんで、3月22日の前後1週間くらいはかえって状況が悪化したかと思うことがあるかもしれない。(あるとは限らない)でも、際限なくいつまでもこのことで悩んでいくのかと思ってたことに終わりが見えるはず。
特に影響が出やすいのは、活動宮の25-29度に太陽を持つ人達。
牡羊座:4月14日-20日生まれ
蟹座:7月18日-22日生まれ
天秤座:10月19日-23日生まれ
山羊座:1月16日-20日生まれ
★不動宮の初期度の人は「年貢の納め時」
土星が自分の太陽にアスペクトする時期は、人生の骨格矯正や膿み出し的な出来事が起きやすいわ。人として良くない道に脱線していたら、正しい道に引き戻すために運命的な荒療治も起きやすい。不毛な誰かとの関係が終わりを迎えたり、売れないまま何年も経ってしまったバンドは解散したり、不祥事が明るみに出て社会的責任を取ることになったり。原因不明の具合の悪さが続いてて「気のせいじゃ?疲労じゃ?」って言われ続けてドクターショッピングしてたのが、病名が判明するとかも。それは辛いことじゃなくて「ようやく治療できるようになる」いい区切り。
だけど、土星の太陽への合は「婚期」として知られているように、喜び事として現れることもとても多い。合だけじゃなく、スクエアやオポジションでもね。
具体的には昇進や独立、難しいけど念願だった仕事を請け負う、結婚や妊娠出産、家を買うetc.「それまでより重い責任を負う」こと。一度引き受けたら簡単には投げ出せない、人生でふつうの人は一度か二度とくらいしか経験しない、重要な転機。
特に影響が出やすいのは、不動宮の0度-5度に太陽を持つ人達。
牡牛座:4月20日-26日生まれ
獅子座:7月23日-28日生まれ
蠍座:10月24日-29日生まれ
水瓶座:1月20日-26日生まれ
■逆行開始の2020年5月11日前後1週間程度は要注意期間
ちなみに土星が逆行を開始する5月11日の前後1週間程度はほかの天体配置も関わるけど、逆行で水瓶座土星の「頑固さ」が際立ってくるから要注意。世の中レベルでは天災や外交問題、個人レベルでは「ここまできたから後には引けない」と、引いたほうが痛手も少なくて済むのに、意地を張って大損害や痛手を受けるとか。
この時期に「これ以上進めないけど、戻りたくないからここに留まる」判断は、踏切の真ん中で立ち往生する車の中に留まって「電車が止まるべき!」と主張するようなものね(汗)「どうしても向こう側に渡りたい」けれど足留めされることがあったら「こちら側」でじっくりと機が熟すまで方策を錬る、向こう側に渡ってからどうするかを、予め検討して過ごすのが有意義よ。