これは、
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の続きね。
前の2つの記事で自分の星座に守護星が回帰してるのが一番、プラス面が出やすいと話したけど、次にその星座や天体の元々の気質のプラス面が出やすいのは、自分の星座と同エレメントの星座に、守護星が入ってるとき。
【閑話休題】
★星座の「品位」とは
ちなみに、古典的な考え方では、これとは別に天体にとって居心地のいい星座とそうじゃない星座を定めてて「品位」って呼んでるのね。この星座にいるこの天体は品位がいいとか悪いとか。
守護星がプラス面やパワーが出やすい星座にいることを「エグザルテーション(高揚の座)」と言って、しょんぼりしたり、悪い面が出やすい星座にいることを「デトリメント(障害の座)」か「フォール(転落の座)」って言うわ。
ただ、これは飽くまでアタシの勝手な持論だけど、古典的なほうは実践してるとあんまり影響感じないのよね。なんていうか、英検の試験には出るし正しい英語の文法だけど、ネイティヴはもう使ってないよ?みたいな。(より意味不明になっちゃった、ごめん)なんで、西洋占星術をガチで勉強して仕事にしたい!って人は覚えたほうがいいけど(wikiにも載ってるそうよ)ただひたすら、自分の運勢や彼との相性や未来が知りたい人は、頭の片隅に置いとくくらいでいいと思うわ。
■持論だけど、、、守護星がパワフルなのは「同エレメント」にいるとき
ってことで、実占で効力を感じてる「守護星がその星座に入ると、私の運気はなかなか好調」になるのは、
牡羊座は守護星が火星だから、獅子座、射手座。
牡牛座は守護星が金星だから、乙女座、山羊座。
双子座は守護星が水星だから、天秤座、水瓶座。
蟹座は守護星が月だから、蠍座、魚座。あと牡牛座も。
獅子座は守護星が太陽だから、射手座、牡羊座。
乙女座は守護星が水星だから、山羊座、牡牛座。
天秤座は守護星が金星だから、水瓶座、双子座。
蠍座は守護星が冥王星だから、魚座、蟹座。まあ、生きてる間に冥王星蟹座時代が来るかは。。。医学の進歩次第だけど(汗)
射手座は守護星が木星だから、牡羊座、獅子座。
山羊座は守護星が土星だから、牡牛座、乙女座。あと、これは副支配星の話になっちゃうけど、土星って水瓶座の副支配星でもあって、水瓶座に土星が入ってるときは、山羊座にもプラスの影響あり。
水瓶座の守護星は天王星だから、双子座、天秤座。まあ、今これ読める年齢の人が生きてる間には、天王星天秤座時代は来ないけど。
魚座の守護星は海王星だから、蟹座、蠍座。生きてる間には、、、(以下同文)
で、逆に、自分の星座の守護星が真逆のエレメントの星座にいるときは、調子が悪い。ルールの違う会社にひとりぼっちで派遣されて、あげ足取られまくりで消耗して本来の実力が発揮できないとかウツっぽくなるとか、キレて暴走しちゃう感じね。
それは、火のエレメントの星座の守護星なら、水のエレメントの星座のとき、その逆もだし、風のエレメントの星座なら、土のエレメントの星座のとき、その逆も。
あとは、相性やなんかだと自分の星座の真向かいの天体は、
補い合ったりお互いの眠ってた才能引き出したりでいい関係なんだけど、守護星の場合は真向かいの星座に入るのもマイナス面が出やすいとされてるわ。
■守護星と他の天体・感受点のアスペクトと運勢
で、実は守護星がどんな星座にいようと、一番運勢に影響があるのは、守護星と他の天体や感受点とのアスペクトね。
まず、守護星側はどんな天体で、アスペクトする相手がどんな天体か感受点であれトラインやセクスタイルなら、プラスの作用が出やすいわ。
例えば、牡羊座の人は守護星の火星が蟹座にいると、それだけなら家族や身近な人とドンパチしやすい時期。ところが、その蟹座火星と金星がトラインなら、喧嘩するほど仲がいい、夫婦なら喧嘩したあとの仲直りナントカでマンネリ解消しちゃうような時期だったり。
でも、蟹座火星に冥王星がスクエアとかインコンジャンクト、オポジションとなると、下手すると暴力沙汰とか、修復不可能なまでに関係がぶっ壊れるとかもあるわけよ。まあ、それも運命、それも人生、あとで振り返れば「あのときぶっ壊れたおかげで今がある」ってなるはずだけどね。まあ、そのときはやっぱり苦闘期にしか思えないわよね。
★スクエアやインコンジャンクトでも問題ない天体や感受点は?
でも、守護星がアスペクトする相手が、太陽、月、水星、金星、木星だったら、合やオポジションならまあだいたいはハッピーかラッキーか、な運気になりやすい。それに、スクエアやインコンジャンクトでもあんまり気にしないで大丈夫なことが多い。金星木星は気持ちが大きくなるとか怠惰になって失敗、も起きやすくはなるけど、それも「まあ、いっか!」って大らかに思えるときだろうし。
★「合」は相手の天体や感受点次第で大ラッキーにも混乱にもなる
で、占い師泣かせなのが、守護星と「土星以遠」の天体の「合」ね。
特に天王星と冥王星、海王星は「何が起こるか分からない」吉と出るか凶と出るか!半々なんで「ダウトフルアスペクト」=疑わしいアスペクト、なんて名前がついてるくらい。
こればっかりは本当にそのときにならないと、そしてその人がこれまで、似たような時期にどんなことが起きてたかを知らないと分からない。みんな、だいたい個人の「癖」が出るのよ。でも、みんなそれぞれに30年程度でも生きてれば、それなりに大変な時期も死なずに生き延びてきてるわけで。なによりの占いの教科書というか未来対策の過去問は、自分のこれまでの人生なのよね。
この話はまた、別の機会に詳しくするかも。待っててねん。