これは、
松居一代さん衝撃告白(1)数年のグラクロと今年の射手座土星リリスが最後の一撃だったかも
の続きね。
※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。リンク切れやレイアウト乱れ等ご了承ください。
前回は、松居一代さん自身の出生図とここに至るまでの過去の運気を観たけど、今回は「じゃあ、なんで衝撃告白が数年前じゃなくて、2017年の今だったのか」ってところ。
■生まれ持ったコミュニケーション力・表現法は双子座水星スクエア乙女座木星、水瓶座のリリスがトラインで「なんとかなってた」はずだけど
松居一代さんって、出生図では水星が双子座の22度にあって、それが乙女座23度の木星とスクエア、水瓶座22度のリリスとはトラインになってるのね。
なんで、そもそも水星双子座の思考力がスクエアの木星で限りなくブワーッと広がるし、リリスのトラインはいいほうに出ると人の心の闇とか辛い、本来なら隠しておきたい部分もうまいこと言葉にして表現しちゃえるのよね。
そもそも、ご自身の辛い半生の暴露話なんかはこれまでもしてきてるし、不謹慎な言い方だけど、ワイドショー的に面白いネタ満載だったわよね。(船越英一郎氏のお父様が結婚を絶対に認めなかった話とか諸々)
水星×リリスは、もしスクエアとかオポジションだったら、もしかするとそもそも「人が聞きたくないと思うようなエグい話を平気で暴露しちゃう人」になったかもしれない。
でも、彼女の場合は出生図ではそれがトラインで、マイルドかつ周囲にも受け入れられやすい出方だったから、今まではなんだかんだで社会的に受け入れられる範囲に留まってたと思うのね。
■精神、神経、コミュ力の水星双子座にトランジットの射手座土星リリス合のプレッシャー×泥沼展開
それが、(1)で話したようにここ数年の太陽に対する活動宮のスクエア軍団で人生の土台そのものがかなりグラついて、なおかつこの2017年はトランジットの土星が射手座の後半を運行中。6月~7月は逆行で25度~21度まで動くけど、これってモロに一代さんの双子座水星にオポジション。
水星って精神、神経なんかも司るから、水星に対して重い天体がスクエアやオポや合で絡むと、精神的にバランス崩すようなことって、まあよくあるのね。
周囲から心配されるレベルまでになることはなくても、あとで振り返って「あの時期の私って、病んでたな~」って思える時期って、水星に対して火星とか土星とか土星以遠の天体がスクエアやオポだった、ってあるあるなのよ。
で、それだけじゃなくて、今回はトランジットのリリスまで、射手座をウロウロしてるのね。(リリスって動きが早いうえにかなりの頻度で逆行-順行を繰り返すんで、2017年の今は蠍座~射手座~山羊座をウロウロしてる)
リリスって、相性では否が応でも惹かれるポイントになったりするけど、トランジットで出生図の天体やアセンダントとかに重なるとかスクエアするとかは、正直なところ歓迎できない作用が出ることが多いのよ。
リリスのトランジットって、古い占星術の教科書なんかでは、太陽に重なると命の危険!な~んて書いてあるのもあったし。(でも、やっぱり笑い飛ばせなくて、トランジットのリリスが太陽にアスペクトするときは、注意期扱いは今でもするわよん)
で、2017年は、一代さんの水星に対して射手座のリリスがオーブはあるけどオポジションを何度か形成してて、5月や6月、それから7月は正確なオポジションになってるのよね。
トランジットのリリスって、本来なら個々人が心の底にしまっておくべき感情や、他人に知られたくない弱点、恥部やトラウマを「もたらす」あるいは「元々隠しているものを、表に出しちゃう」作用があるのよね。
なんで「バイアグ○100ml男」の暴露話とか、もう、そのまんま。これが土星のオポだけで、リリスがいなかったら、そこまでは話さなかったかも……と思うのよね。
とはいえ、これまた不謹慎だけど、正直なところ、他人から見ると完全に「ヤバい」状態だけど怖いもの見たさでついみんな動画観ちゃうし、話し方がさすが女優さんで、サスペンスチックで面白いじゃない?
なんというか、ご本人は真剣なんだけど、どこかこう、コミカルで「見もの」として成り立ってるというか。
あれって、彼女が元々、水星リリスのトラインを持ってて、トランジットのリリスがスクエアで来てるとはいえ「リリスに耐性がある」からだし、揶揄も含めてだけど世間では松居一代さんが今でこそちょっとヤバいって大騒ぎされてるけど、「元からああだよね?」って納得されちゃってるのも、そもそもリリス絡みのドロドロ暴露系のキャラクターが認知されてるからってのもあるんじゃないかしらねん。