断乳をおすすめ出来る人、出来ない人
断乳は理由も無くする必要はないと言いましたが、断乳せざるを得ない場合もあります。
例えば、
- 病気になり、服薬すべき薬が母乳に影響のあるもの
- 授乳がつらい(おっぱいを吸われている間が不安で仕方がない、苦しくなる等)
- 復職などで時間の関係上授乳が出来ない
などです。このような場合は、断乳をすることに責任を感じる必要はありません。私は、復職ではありませんが、一時別件で多忙になり、授乳の時間がとれなかったので断乳に踏み切りました。
しかし、断乳は先程のメリットデメリットで上げた通り、子どもにとってのメリットが極端に少ないです。ようは「ママの都合でやめさせた、かわいそう」ととられることもあるのです。ママは考えた結果で答えを出しているはずなので、あまり心ない言葉はかけないでほしいのですが…断乳は推奨されていないとはいえ、悪いことではありません。
一方で、断乳をおすすめ出来ない場合もあります。
例をあげると、
- もともと乳腺炎になりやすい
- 断乳をはじめても心が折れて与えてしまいそう
- 特に理由もないし、授乳もつらくない
- 子どもが食事を全然食べてくれない
というような方たちです。普通に授乳していても乳腺炎になりやすいタイプの方は、断乳後の3日間でほぼ確実に乳腺炎になってしまうのではないでしょうか?また、断乳したり授乳したりを繰り返すのは子どもにとっても酷です。断乳するならする!と心を鬼にしなくてはいけません。
子どもが食事をとってくれない場合、母乳をやめてしまうと、栄養が他から取れなくて栄養失調になってしまうかもしれません。しかし、逆によく食べるようになる場合もあるのでこれは一概には言えません。この辺りはお医者様に相談しながら進めていければ安心です。