こちらに挙げたものはあくまでも私の経験であり、もちろんすべての妊婦さんに当てはまるわけではありません。
できるだけ気持ちよく自分らしい妊婦生活が送れるよう、探していけばいいのです。
私が妊娠中を振り返り今思うことは、そんなに色々心配しなくても大丈夫だったということです。
妊娠中は思っている以上に体力を奪われ、疲れやすくなったり急にとてつもない眠気に襲われたりしました。何もしたくない、できない日もあります。
そんな自分がナマケモノのように感じたり、自己嫌悪に陥ったり、思考やメンタルも大忙しでした。
赤ちゃんに何か問題があれば自分のせいだと自分を責めたり、出産への漠然とした不安や母親になる責任の重さに怖くなったりと、、突然泣き出すこともよくありました。
仕事をしているママ、上の子がいるママは自分のペースで休息にとはなかなかいかないですが、ママ自身が自分の身体の声、心の声に従うのは赤ちゃんのためにも大事なことです。
そのためパートナーの方や家族、周りの方の理解はとても重要です。
とは言え、自分の体調の波や精神的な浮き沈みの全て分かってもらうのは難しいですが、少しずつ自分の状態を口にして出して話してみるようにしました。
誰にでも構いません。誰か一人でも自分の気持ちを話せる相手がいることで私はかなり救われました。
自分でもなぜ泣いているのかわからない時もありましたし、そんな時は夫婦間に険悪なムードが流れてしまったり、理由がわからない時はわからないと言えばいいのです。
私にとっても初めてのことだらけ、それは夫にとっても初めてのことだらけであり、お互い不安だったということが今はわかります。
妊娠から出産、育児はなんとなく孤独な気がしてしまいがちですが、人とのコミュニケーションはものすごく大事です。
全てはホルモンのためで、ママのせいではありません。
新しい命を今一生懸命育てているママたちが、少し肩の力を抜いて、心穏やかに今日の一日を過ごせますように。