イケメンは、自分がイケメンだと十分知っている。そして、それだけでこれまでにも多くの女性が寄ってきて、普通にしているだけでも褒めてくれて、そのせいで「自分の外見を褒める女=俺に気がある」という方程式が成り立ってしまっている。
だから、イケメンの彼を落としたくて、だけど恋愛ノウハウにあるように「自分から告白は絶対にしない、異性としての恋愛感情は言葉にしない」をいくら守っても、残念ながらイケメンには恋愛感情がバレバレになってしまっているんだ。
容姿を先に褒めて、恋愛感情がバレバレになった後は、いくら他の面を褒めても無駄だ。彼は、下心を感じ取っていて、何を言われても何をされても「この女、俺と付き合いたいんだな。俺がイケメンだから!」と、まるで体目当てで言い寄られている女性のように、警戒心を持ち始める。
胸の大きい女性に「巨乳だね!俺、巨乳好きなんだよね」と言った後で、その女性のことを、いくら音楽の趣味や仕事への熱意、他人への思いやりを褒めて「中身も好き」と伝えようとしても「でも、この男は私の胸に惹かれただけ。体目当て」と思ってしまうようなものだ。
だから、まず片想いの彼がイケメンで、それを褒めてしまって、彼がまったく喜ぶ様子を見せないなら、一旦は彼を追うのをやめるしかない。ほとぼりが冷めるのを待って……半年や一年の「忘却期間」は必要になるかもだけど、それくらい間を空けてから、改めて外見以外のところで彼を好き、できれば尊敬している態度を見せるように作戦変更しよう。
2.社会的ステイタスや収入・高価な持ち物を褒める
社会的な地位や収入は、その男が努力して得たものであることがほとんどだ。皇室の男性と知り合ったなら別だけど(苦笑)男は「自力で掴んだもの」は誇りたがるし、それを褒めるのは彼の能力に対する賞賛で、これは本来であれば彼の気を引く戦略としては間違っていない。