目次【開く】
私たち人間は誰でも、年を一つずつ重ねていくうちにパーソナリティが「熟成」されていきます。ですから、たとえあなたがいま現在はおてんばな“ガール”だったとしても、いつかは凛とした美しい“レディ”になっていくはずです。
……けれど、ガールとレディにはどのような違いがあるのでしょうか。今回は、レディになる前のガールもすでにレディな人も知っておきたい、「ガールとレディの違い」についてシェアします。
1:レディは、「伝え方上手」
物事が自分の思うように運んでくれないと不機嫌になったり、叫んだり、黙りこんだり。ついつい周囲からのちょっとした一言や出来事に対して感情的になってしまいがちなのがガールです。
対してレディは、多少嫌なことがあったとしても不満を心に留める、もしくは相手に対して気になっていることを(相手を傷つけてしまわぬよう)上手に伝えようと心掛けようとします
2:ガールはいつでも「プリンセス」でいたい
ガールは、何事も自分の頭の中で考えている通りの振る舞いを相手に対して無意識のうちに期待してしまいます。例えば、「どんな時でも、自分のことをプリンセスのように大切に扱ってほしい」といったように。そのため、ガールが頭の中で想像している扱い方をしてもらえないと、自然と不機嫌になってしまうのです。
対してレディは、相手に対して過度な期待はしません。なぜなら、さまざまな経験を通じて自分自身の価値基準が明確になっていますし、何より「人は自分の思った通りには動いてくれない」ことをよく知っているからです。
3:レディは内面から「自分磨き」をする
ガールは、ファッションやメイクアップ、そして若さを武器にしてきたため、どんなシーンであっても外見に頼ってしまう傾向があります。
対してレディは、外見以上に中身のほうが何よりも大切であることをきちんとわきまえています。知識や教養はもちろん、常に誠実でいると言った内面的な美しさや価値観などを優先するようになっていきます。
4:ガールは「ないものねだり」に走りがち
ガールは、「あれをしてほしい」「こうしてくれなきゃ嫌!」などといったように、ついつい“ないものねだり”に走ってしまいがち。その際、相手に考えや気持ちを譲ってあげようという気持ちが芽生えることは珍しく、ほとんどの場合は他人から奪ってでも自分の欲しいものは手に入れようとする傾向があります。
対してレディは、「たとえいますぐ手に入らなかったとしても、いつかは自分のところへやってくる」ことを知っています。そのような心にゆとりがあるからこそ、決して自分本位になることなく、引くべきところは引くことができるのです。
5:レディは家事の大切さを知っている
ガールのうちは、実家に住んでいる人も多いことから「家事ができなくても、まあいいよね」と、できないことをまるで誇りに思っているようにも聞こえるような話をする人がいます。
対してレディは、「家事は絶対にできなくちゃいけないものではないけれど、できることに越したことはない」ことを知っています。そしてなにより、「家事ができていた方が、同居している家族も助かるんじゃないかな」と、先回りして考えることができているのです。
6:ガールは「数」で自分の立ち位置を確かめる
ガールのうちは、「1人でも多く友達がいた方がいい」「〇〇ちゃんに嫌われているみたい。もう、この先生きていけないかも……」などと、ひとりでも多くの人から注目を浴びたり愛されたりすることを望んでしまう傾向があります。
そして、友人の数や自分のフォロワーの数で自分の立ち位置を確認しようとするのです。けれど、さまざまな経験を経たレディは、「多くの人と浅い人間関係を築き続けるよりも、少なくてもいいから本当に信頼できる人と付き合い続けたい」という気持ちに変化していくようです。
7:レディは軌道修正をすることができる
「この仕事、私は後何年続ければいいんだろう」「子供をあと2人は欲しいんだけれど、難しいかな」
私たち女性は、自分が将来どのような女性になっていきたいのか、自分自身の未来について考えを巡らせることが多くあるかと思います。
けれども、ガールのうちは人生経験がまだ未熟なことから、自分自身の価値観が他人の言動に左右されがちな傾向があります。(もちろん、それは若さがゆえ仕方がないこと!)
対してレディは、人生経験を経てきたことで自分なりの価値判断の基準をそれぞれが持っています。ですから、周囲の意見や考えに流されそうになっても、軌道修正をすることができるのです。
8:ガールは「見た目」が最優先事項
「身長は180センチ以上で、横顔のラインが綺麗で、程よく体を鍛えていて……」
ガールのうちは、「サッカー部のイケメンエース」のような周囲から羨ましがられるような外見や華やかな経歴の持ち主に惹かれがちな傾向があります。
対してレディの場合は、「誠実な人で、教養があって。でも、ふざけた話もできるユーモアのある人がいい」などと、内面的な部分に魅力を感じるようになっていく傾向があります。