私は、雑誌でよく特集されている「さまざまな職業の女性のバッグの中身」特集がすごく好きです。わざわざその雑誌を買うことはなかったとしても、書店や美容院でついじっくりと眺めてしまいます。なぜなら、持ち物からその人のライフスタイルや何に重きを置いているのかが垣間見ることができるから。それに、「へぇ、この職業にはこういうものが必需品なんだね」といった、発見もあるからです。
そして、個人的にその特集を見るたびに感じるのは、キラキラと輝いている女性は皆、バッグそしてその中身までがとても美しいということ。何かの折に聞いた話ですが、バッグには持ち主のライフスタイルが充実しているかどうか、バッグの使い方一つで開運できるとされているそうです。
そこで今回は、バッグをきれいに保って運のいいレディになるためのヒントをシェアします。ぜひ、お気に入りのバッグと一緒に読んでみてください。
1:1日1回、メンテナンスの時間を
バッグは服と違い、なかなか気軽に洗うことができないものがほとんどです。ですから、バッグのメンテナンスとは、バッグの中身をすべて空っぽにしてスッキリさせること。日々、たくさんのものを入れて持ち歩くバッグの中には、
さまざまな波動が入ると考えられているそうです。ですから、(毎日使うお仕事バッグであったとしても)1日の終わりには、バッグの中身を空っぽにしましょう。
私自身、毎日まったく異なる系統のファッションを楽しみたいことから、バッグも毎日違ったデザインのものを使用しています。そのため、帰宅後には中身をすべて出す習慣が身についていますが、意外とゴミや汚れの多さに驚きます。ですから、荷物を出したあとには簡単に拭き掃除なども行うようにしています。
1日5分ほどで構いません。日々のメンテナンスを習慣化すると、バッグへの愛情がグッと増してきます。また、きれいにメンテナンスされたバッグを使うことは、あなた自身の気分を上げるだけではなく、ラッキーな出来事や出会いを引き寄せてくれるかもしれません。
2:モノの居場所を作ってあげる
バッグの中身がきれいではない人の多くは、バッグにもともと付いている収納ポケットなどをうまく活用しきれていない、もしくはモノをただただ詰めているだけ、という傾向があるような気がします。
「後で、きれいにしまっておけばいいや!」と、定期入れをバッグの中に慌てて入れてしまったあまり、いざ改札の前で慌てて探し始める……なんてことはありませんか?
それを防ぐためにも、バッグの中身の居場所を決めてあげましょう。バッグにもともと付属している収納ポケットを活用することはもちろん、ポーチを積極的に活用して、モノの居場所をきちんと作ってあげましょう。
花柄やチェック柄などのあなたがときめくポーチを使うのはもちろん、クリアタイプのものを使用すれば、中身も一目瞭然で探す手間が省けます。
また、きちんと居場所を決めて収納することで、不思議とバッグの中にもゆとりが生まれますよ。
3:ミニバッグを使うと、フットワークが軽くなる
(天気予報では終日晴れなのに)念のために入れた折りたたみ傘、(絶対に読み切れないはずなのに)本を何冊も入れている、(長袖は絶対に暑いはずなのに)一応カーディガンを入れておく……。
私の知人の中には、いつでも「念のため」と言って毎回バックパッカーのような大きなリュックで遊びに行く人がいます。たしかに、季節が変わり目などには「入れてきてよかったー!」と思う瞬間もあります。けれど、毎回パンパンのバッグを持ち歩くのは、あまりエレガントではありません。
そして、詰め込みすぎてパンパンのバッグを持ち歩く人は、あまり心に余裕がないのかもしれません。
いつも大きめのバッグを持ち歩いているという方は一度、最低限の貴重品しか入らないようなミニバッグで出かけてみてください。はじめは、「本当にこれだけで大丈夫なのかな?」と、不安になるかもしれません。けれど、意外となんとかなるものなんです(笑)。それに、小さめのバッグを持つと、不思議とフットワークが軽くなるから不思議です。