ちょっと待って!怒りに包まれた時に取るべき7つの行動

ちょっと待って!怒りに包まれた時に取るべき7つの行動

怒りたくなくても怒ってしまう時は誰にだってあります。しかし怒ってみたところで自分も相手も良い気はしません。それどころか自分の立場が危うくなったり、大切な人間関係にヒビが入ってしまうことだってあるのです。怒りの感情をコントロールすることができれば周囲と良い関係が築けます。わかっちゃいるけど怒ってしまう、そんな方のために今回は「怒りに包まれた時に取るべき7つの行動」をお届けいたします。

1.怒りバロメータの数値を考える

怒りのピークはおよそ6秒間といわれています。
怒鳴りたくなった時は最初の衝動をグッとこらえて、頭の中で「現在の怒りバロメータは◯%」と計算してみてください。

答えがわかる頃には6秒経過して、怒りが爆発するのを防げます。
頭の中で10数える、目の前にある物を数えるでも構いません。
何かの計算をすれば頭の中から怒りの衝動を追い出せます。

2.その場から離れる

怒りの対象が目の前にいるとブチギレてしまいそう、そんな時は別の場所に移動しましょう。
移動することで目の前の状況が変わり、自然と気持ちも切り替わります。

2.その場から離れる

これはイライラしがちな育児にも使われる有名な方法です。

無駄にエネルギーを費やさないためにも、さっさとその場から立ち去りましょう。

3.飲み食いする

コップ一杯の水を飲んだり、甘いお菓子をつまんだりして脳や体を満足させましょう。
水分不足は脳や体に悪い影響を及ぼしますが、反対に胃に何かを入れると怒りが鎮まる傾向があります。
お腹が満たされると怒りは紛れますが、やけ食いが習慣にならないようご注意ください。

4.深呼吸する

呼吸を整えることは気持ちを安定させることに繋がるので、怒りが爆発しそうな時は深呼吸を5〜6回続けるのもおすすめです。
脳に酸素が十分行き渡れば、おのずと気持ちが落ち着いてきます。

4.深呼吸する

怒っていない時でも、姿勢と呼吸を正すと人は調子が良くなります。
自分を冷静にコントロールするためにも、日頃から正しい姿勢と呼吸を意識するよう心がけましょう。

5.体を動かす

もしカチンときても、すぐに体を動かせば右脳が活性化して怒りの衝動は消えていきます。
怒りを爆発させる前に体を動かして頭の中をチェンジさせましょう。
激しい怒りのエネルギーを発散させるには、ダッシュをする、ジャンプをするなどパワーを使う動きが効果的です。

5.体を動かす

怒りだけでなく、嫌な気持ちになった時も体を動かせば気持ちが落ち着きます。
定期的な運動はストレス発散にもおすすめです。

6.怒りを紙に書き出す

怒りをぶつけたい衝動にかられたら、その思いをすべて紙に書き出してみましょう。
思いの丈を文章化することで客観的に自分を見つめ直すことができるので、すべて書き終わる頃には気持ちも落ち着いているはずです。

6.怒りを紙に書き出す

人に言いたいけど言えない、そんなモヤモヤは書くことで発散・昇華されます。
ブログに苛立ちを書き込む人も時折見かけますが、怒りの場合は書き終えたらすぐに処分した方がスッキリします。

7.スマホをチェックする

イライラが絶頂に達する前にスマホで気持ちを切り替えましょう。
仕事のスケジュールを確認するのも良いですが、休日の予定や楽しかった思い出の写真なども怒りを鎮める効果が高いです。

7.スマホをチェックする

人が話している時にスマホを取り出したら失礼かもしれませんが、相手に怒鳴るよりはマシです。
目の前の怒りから意識をそらすためにも、身近なスマホを活用して衝突を避けるようにしましょう。

イライラが止まらない!そんな時は?

考え方の違いや勘違い、一方的に相手が悪い場面だって多々あります。
それでも「冷静になって考えてみたら怒るほどでもなかった」こういったことも珍しくありません。
むやみやたらにイライラしないよう、日頃から自己管理することが大切です。

・体を温めて自律神経のバランスを整える
・呼吸法やリズム運動をしてセロトニンを分泌させる
・塩分を控えたりカリウムを摂取して血圧を下げる
・女性はPMS対策(食事や運動、漢方薬など)をする

いろいろ試してみてもイライラが収まらない、おかしいな?と思った時は、ためらわずに心療内科やメンタルクリニックでドクターに相談してみましょう。

精神薬はなんだか怖いという方は副作用の少ない漢方薬もあります。
漢方外来で処方してもらえば保険が適用されるので、副作用だけでなくお財布にも安心です。

イライラが止まらない!そんな時は?

怒りは人間の本能の一部で、自分の身を守るための自然な反応といえます。
むやみやたらに怒るのは良くありませんが、然るべきシーンでは我慢せずに怒ることも必要です。
その代わりにいつまでもズルズルと怒りを引きずるのではなく、怒りの期限を決めるようにしましょう。

自分の意思が伝わったら怒るのをやめる、伝わらなかったら今日で忘れる、など期限を設ければ無駄なエネルギーを使わなくて済みます。

いくら本気だとしても感情にまかせて勢いで伝えるより、落ち着いて説明した方が相手に意図が伝わります。

気をそらすことで怒りを上手にコントロールして、自分も周囲も心地良い毎日を過ごせるよう心がけましょう。

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