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古来より、ハーブをおまじないに使うことにおいては、身を守ることが最大の関心事でした。ケガや事故、病気などの予防策として活用されていたのです。そして、ハーブは治癒や治療の役割も果たし、現代の医療現場においても活用されていますね。また、身に付けて持ち歩けば、免疫力も高めてくれると考えられています。そのため、ハーブを用いて健康運をアップさせるというおまじないは、とても現実的なものだと考えることができます。大昔から、現代に至るまで受け継がれていることがその証です。ここでは、健康運を引き上げてくれるハーブにはどのようなものがあるのか、そしてそのハーブを使ったおまじないのやり方についてまとめていきたいと思います。
健康運アップに効果的なハーブ①ミント
ミントは金運・治癒・治療・悪魔祓いのパワーが宿ると考えられています。
ミントは、昔から治療薬として用いられ、アレルギー治療や気付け薬として使われています。
そんなミントには、ペパーミント、スペアミント、オレンジミント・ペニーロイヤルミントなどといった種類がありますが、
ペパーミントやスペアミントは、古代ギリシアやローマで浴用香料として、また食物や飲料の風味付けに使われていたといわれています。
ペパーミントは西洋では古くから軽度の病気の薬として、そしてイギリスにおいては、消化不良や気管支炎、過敏性大腸症候群の治療薬としても使われています。
ミントは日本においても、さまざまな商品に加えられており、馴染みの深い香りです。
ミントを使ったおまじない
摘みたてのミントの葉で頭をこすると頭痛がやわらぎます。
また、精神力が増すといわれるスペアミントの香りは、嗅ぐことによって効果を感じることができるでしょう。
枕にスペアミントを詰めると、睡眠中に悪いものから身を守ってもらうことができます。
ペパーミントを枕の下に置いておくと、夢の中で未来を垣間見ることができるともいわれています。
さらに、ミントを手首に巻いておくと病気にならないというおまじないもあります。
ペニーロイヤルミントは船酔いに効果があるので、お守りのように身に付けると良いでしょう。
健康運アップに効果的なハーブ②ユーカリ
ユーカリには、治癒・治療・守護のパワーが宿ると考えられています。
ですから、古くから健康維持のために人々はユーカリの葉を持ち歩いていたといわれています。
ユーカリの葉にはビタミンEの約50倍以上も高い抗酸化作用が含まれています。
また、ユーカリの香りには炎症を緩和する効果が期待できるのです。
強力な殺菌作用をもち、風邪や花粉症の症状にも効果を発揮します。
ユーカリを使ったおまじない
風邪の症状を和らげるためには、緑色のろうそくのまわりに、ユーカリの葉と果皮を飾り、ろうそくに火を灯します。
その間に、健康な人を心に思い描きましょう。(自分自身でもOK)
ろうそくは最後まで燃やします。
咽喉炎のときは、緑色のユーカリの果皮を糸でつなぎ、それを身に付けると治りが早くなるといわれています。
また、体調が優れないときは、ベッドの上にユーカリの小枝を吊るしておくと良いでしょう。
枕の下にユーカリの果皮を置いておくと風邪予防になります。
健康運アップに効果的なハーブ③ローズマリー
ローズマリーには、守護・愛情・悪魔祓い・浄化・治癒・治療・睡眠・若さといったパワーが宿ると考えられています。
ですから、持ち歩くことで健康を維持することができ、お風呂に入れることでお清めになるでしょう。
治癒・治療としても効果も期待できるローズマリーは、ヨーロッパでは誰もが知るハーブであり、古い歴史を持ちます。
カンファー成分が非常に高く、記憶力・集中力・そして活力を高めてくれるハーブなのです。
ローズマリーを使ったおまじない
病室で、ローズマリーの葉とジュニパーの実を一緒に混ぜて燃やすと、治療効果が高まるといわれています。
ジュニパーには守護・悪魔祓い・健康のパワーが宿ると考えられており、
ヨーロッパでは至るところで守護用として使われています。
体調が悪いときは、怖い夢を見ることや、眠れないときがありますね。
そのようなときも、ローズマリーの香りは気持ちの落ち込みを晴らし、気分を軽くする効果が期待できます。
枕の下にローズマリーを置いて寝ると、悪夢を見ずにぐっすりと眠れるでしょう。
最後に
このように、ハーブを使ったおまじないは、健康における予防策であり、予防は治療に勝ると考えることができます。
そして予防としてハーブを活用するためには、症状が軽いうちにおまじないとして使うことが大切です。
健康を害しやすいことで悩んでいる人は、ここでご紹介した健康に効果的なハーブを常に身に付けていると良いでしょう。
ただし、定期的に取り換えることをお忘れなく。
新鮮なハーブにこそ強いパワーが宿っているためです。
また、健康状態によってはハーブを使わない方がよい場合もあるので、きちんと調べてから使うようにしましょう。