覚醒・目覚め(2)単なる気付きでも充分。しかし気付きと覚醒や目覚めは異なる【芦屋道顕】

覚醒・目覚め(2)単なる気付きでも充分。しかし気付きと覚醒や目覚めは異なる【芦屋道顕】

覚醒・目覚め(2)単なる気付きでも充分。しかし気付きと覚醒や目覚めは異なる

こちらでまずはあやつの気付き度チェック↓
(1)新型コロナ騒動であやつは茶番に気付いているか?チェック

■茶番劇に気付き目覚めても日々が忙し過ぎる?

読者の多くは新型コロナ騒動以前から霊的に目覚めていたであろう。しかし、目覚めた後にもさらに目に見える世界の嘘を次々と見破り、肉体的な欲望やエゴの言いなりにならず、魂の声に耳を傾けてますます霊的な覚醒が進んでいるかどうかは、己ではなかなか評価できぬもの。

あるいは、せっかく目覚めはしたものの、物質社会で生きていくために忙しく、魂の声がまた遠のいてしまっていると感じている者もおろう。

忙しい

■気付き・目覚め・覚醒・悟り……。言葉はさまざまだけど違いは?

さて、スピリチュアル界隈では同じことを表すにも別の表現をしていることもあれば、違うことをさしている両者が同じ言葉を使っているがゆえに、話が噛み合わなくなることもある。そこで、昨今聞く機会が増えたこれらの言葉の「昨今のスピリチュアル界隈での使い方」を今一度、かんたんに整理しておくぞよ。

まず、

「気付き」はそれまで知らなかった世界の真実に、文字通り「気付くこと」じゃ。

霊的にどうこう、ではなく、例えば一般社員が会社で一番偉いのは社長だと思っていたら、実は一般社員は一生会うことのない「会長」やら「顧問」やらがいて、社長は彼らの言いなりであったと「気付く」ような、現実的なことじゃ。これは昨今では、陰謀論という言葉で馬鹿にされてしまう、世の中の真の支配者や、表向きは人々のためのようで、実は支配層だけが得をするようにできている社会構造、隠蔽工作で隠された真実を知ることを主に表す。

真実を知る人から聞く、ネットでそういった情報に触れて「そうだったのか!」と「気付く」ことで、価値観や常識が一変する。「気付いた人」とは、ざっくりいえば、そういう者のことじゃな。

そして「覚醒」と「目覚め」は本当に同じ意味じゃ。

「覚醒」と「目覚め」は同じ意味。覚醒のほうがちょっと難しく言いたいときに使う言葉であるようじゃな。そして、これらは「霊的な目覚め」を示すのが本来の使い方。

目覚め

しかし、昨今は新型コロナ騒動で「目覚めた人」「覚醒者」などと使うが、その場合の「目覚め」は、支配されていることに「気付いた」そして「このままではいられない」と自ら情報を集め始めた人、という意味になる。霊的な進歩は関係ない。

本来の「霊的に覚醒した/目覚めた」とは、いわゆる「悟りを得た」人を指す。しかし、悟りにも段階がある。

★覚醒・悟りにも段階がある?

覚醒・目覚め(2)単なる気付きでも充分。しかし気付きと覚醒や目覚めは異なる【芦屋道顕】

悟り体験をしたことがある人々から直接聞いたことであるが、悟りにもさまざまな段階があり、命の危機や相当の修行を伴わずとも、悟りに至ることはあるそうじゃ。

★「悟りの一瞥」経験者は多いが彼らは他の人々と変わらぬ生活に戻りがち

しかし、最も多い悟り体験は「悟りの一瞥」であり、その瞬間からしばらくはあらゆる煩悩が消え去り宇宙の一なるものに立ち返り至福に満たされるものの、その後は忙しい日常に戻り悟りの一瞥以前と同じような日々を送っている、というもの。

そのような悟りの一瞥経験者は、人生観や世界観が経験の前と後では大きく変わり、世の中がどのようになっていても心の奥底からは恐れず案じず、非常に落ち着いていられるようじゃ。なぜなら、彼ら曰くこの世界で起きる出来事は全て幻想であり、全ては宇宙の一なるものが束の間、作り出している夢の実験空間のようなものらしい。

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