■海王星の怖いところ「事実無根」の罪もかぶるし現実の罪も「うやむや」になる
★出生図の海王星合かハードは「よく分からない人」に
なんか、いかにも「海王星を喰らった」感じなのよ。海王星って物事を曖昧にしちゃう星。だから、出生図で海王星がASCやDSCやMC、個人天体の特にライツ(太陽と月)と合だったりスクエアやオポ、インコンジャンクト(150度)やマイナーでも135度とか45度とかの面倒な角度にあると、本人の気質にちょっと周囲からすると「あの人、よく分からない!」と思われる傾向が出てくる。あとは、詐欺師に引っかかりやすいとか本人が詐欺師だとか妄想家になるとか、薬物にハマるとか、そんな出方をすることもあるわ。
でも、ほかの星回りや時代の星回りとの兼ね合いでは、世の中の潜在意識的なものを動かせる超カリスマになることもあるし、そこまでじゃなくても一捻りきいた作品を生み出す芸術家にもなるから、海王星のハードとか持ってる人もがっかりしないでね。あと、霊能者は海王星の合かハードは必須。不思議とみんな持ってるのよ。
ちなみにこんな仕事してるアタシ自身はホロで一番アスペクト多くて強いのが海王星で、個人天体全部とアスペクトしてて、なおかつ火星とはスクエア。宇宙電波受信ビビビッて感じねムフゥ!
★出生図の海王星ソフトかアスペクトなしは「トランジット」に要注意
で、出生図では海王星が目立たないかソフトアスペクトしかない人は、ふだんは詐欺とも嘘とも縁遠くてポカミスもしにくくて、地に足のついた信頼できる人、な可能性が高いわけよ。(これもほかの星回りによるけど)
ところが、トランジットで海王星が合かハードアスペクトでやってくると、耐性がないから大変なことになる人はなるのよね。もともと海王星の合かハードを持ってる人は、変なたとえだけど「本人がべろべろの酔っ払い」または「一つ屋根の下に生まれてこのかた酔っ払いと暮らしてきた」から、トランジットで一時的に外から酔っ払い客がきても、慣れてるから割と平気。これはどんな天体も同じだけど。