わしらのようなこの世界の片隅で細々と生きる者も知り得ることができるのじゃ。
あまり公に語ると反発も多い話はアプリ限定の読み物にしたゆえ、興味があれば購読してもらえれば、今までの常識が覆るやもしれぬ。
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「真実の扉」(近日公開)
では、ここでは公に語ってもなんのお咎めもない軽い話からしていくぞよ。
★守護霊=先祖霊 は嘘
これは昨今、だいぶ知られてきたようであるが、昔は守護霊といえば祖父母や、早死にしていれば父母や兄弟姉妹と決まっているかのようであったな。
街中の霊能者が相談者の守護霊について語るとき、たいがいは家族の話を聞き出したあとで、死んだ親族を守護霊として挙げるのじゃ。「やっぱりね。貴方の父方のおばあさんが……貴方の右肩のあたりに見えてるけど、心配そうにしてるわよ。最近、肩凝りが右側が強いでしょ?おばあさんが心配してるのヨ」などとそれらしく話す。
しかし、ごく普通のサラリーマン家庭の子孫に、直系の親族が子孫の守護霊についていることは滅多にない。名門名家で江戸時代やそれ以前から続く家の場合は祖先の霊が見守っていることもあるが、通常は何がしかの縁で紐づけられた他人じゃ。あとは、本人の前前前世の人物の場合もある。
★悪いことをすると死後、地獄に落ちるのは嘘
昨今は、血の池やら針山やらがあり鬼が死者に永遠の責め苦を与えている仏教的な「地獄」も、ダンテの神曲に描かれているようなキリスト教的な地獄も存在しないことはだいぶ知られてきておるな。
悪いことをしたら地獄に堕ちるという戒めがなければ、人の悪事を抑制できないと考える人も未だに多いゆえ、地獄の話はいまだに好まれる。
しかし、大勢の悪人が同じくそこにたどり着き責め苦を受ける、時空間的な地獄は存在しないが、個別にその生きてきた間の心の境涯に相応しい過ごし方をする時空間は存在する。
己が生きている間に放ってきたエネルギー、誰かにぶつけた感情、抱いた想いと、その受け手となった人々が己に向けていた感情や想いを全て受け止める時空間のようなものを死後に経験する。
そのとき、生前に誰かを虐め、