今回は、前世鑑定をしてみたら極端に転生回数が少なくて、その理由が「千年眠っていた」魂だったから……という稀有な女性の話をしようと思ったんだけど、その前に「転生回数が非常に多い」魂の話をしておこう。
【魂の系譜バックナンバー】
(1)誰かの魂の物語が君にも役立つかもしれない
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■転生回数は魂の「好み」が反映している
今、この地上にいる人々の転生回数は、平均すると30-40回。転生の回数と魂の習熟度みたいなものはあまり関係なくて、それぞれの魂の「好み」や、それまでの転生での生き方に対する想いのほうが関係しているようだ。
たとえば、ある魂は2000回目の転生をしてきて、まだこの人生が終わっても、すぐに生まれ変わるつもりでいる。それはその魂が原初から「好奇心旺盛だけど飽きっぽい」そして「楽観的で変化を好む」気質の持ち主だからだ。
その魂の持ち主は男性で、過去世のほとんどが短命で、青春の真っ只中、働き盛りといった年齢でばかり夭折していたようだった。
彼を家族として迎えた両親や恋人、彼と運命の恋を果たしたパートナーたち……こんなに毎回早く去ってしまうソウルメイトを持った人々は、その都度、ずいぶんと悲しい想いもしただろう。