◎牡羊座の彼
彼と恋人以上の関係ならば、多くを望んでプレッシャーをかけさえしなければ、問題の起きない時期だ。しかしもし、彼との関係が恋人未満ならば・・・この1月いっぱいは少し寂しさを味わうかもしれない。
彼は現実の厳しさに晒されていて、愛だの恋だのにかまけている暇はない。仕事面では実力を発揮する大舞台が用意されあるいは過去の功績が彼の地位を押し上げ、彼の仕事ぶりを間近で見られる女性達の熱い視線も集まり始める。
それだけではない。彼はこの時期に心の中で自分の行く末を真剣に考え、手を取るべき伴侶像も固めていく。仕事の忙しさを理解し夫唱婦随でついてきてくれる女性、あるいは並び立ち共に戦える女性、自分にはどのような女性が必要か。
だから、音沙汰がなくても気にすることはない。最終的にはこの期間、彼とデートができない、連絡が来ないと騒がず凛として自分の人生を生きている女性に軍配があがるだろう。
◎牡牛座の彼
現実主義の彼がより現実主義になる。かと思いきや、この時期の彼は現実がうまくいっているからこそ、壮大な夢も見られる。
態度も言葉も大胆になる。かつてはできなかった約束もできるようになるだろう。大金を必要とするイベント・・・海外旅行、車を買う、家を買う、式を挙げる。もし、彼との関係がそこまで進んでいるならね。
もし、彼との関係がそれ未満なら?それでももし彼が君に少しでも恋心を抱いているなら、約束の規模は比例して小さくなるだろう。だけど、今まではスタンプの一つもなく無表情だった彼とのタイムラインに、ユーモア溢れるスタンプと共に嬉しい約束の言葉を見かけるようにはなるはずだ。
◎双子座の彼
真向かいの射手座を長くうろついていた自身の守護星が11日から、ようやくまともに進み始めた。彼は今月、社会人としてしばらく忘れていたあるいは見えない何かに阻まれていた義務と責任を果たし始めるだろう。
一月は星座を問わず誰にとっても忙しくなる時期だけど、今期の彼は人一倍やることがある。君への連絡が滞ることがあっても、デートがドタキャンでもそれは愛情の欠如を表すものではない。
今期、彼との楽しい時間を享受したいなら、予定にとらわれず臨機応変に対応しよう。わがままな客に対応する旅行会社のコンシェルジュのように優しく適切なプランを示せば、ほかですり減らした神経を休めに、彼は君の元へ自ら出向いてくるようになるだろう。
◎蟹座の彼
彼の人生行路を示す蟹座太陽の真向かいに入った水星は、彼に自分自身を客観視するよい機会を与えてくれる。けれど同時に、この期間の彼の精神状況は、かなりの確率でふだんよりも不安定になるだろう。
それも仕方ない。小さな世界で王でいた彼は、この1月、広い世界がその外に広がり、自分より偉大な王が権勢を振るうのを目の当たりにする。自分の小ささを知るのはほとんどの男にとって苦痛でしかない。
だからこそ、この1月は彼を精神的にも現実的にも支えて特別な存在となるにはよいときだ。どんなときも「貴方が一番」だと伝えよう。単なる下心からのリップサービスと取られず本心として伝われば、彼は君をもう決して手放さなくなるだろう。
★獅子座以降は次のページにて