ホワイトニング後に歯が沁みる!これって知覚過敏?!原因と対処法

ホワイトニング後に歯が沁みる!これって知覚過敏?!原因と対処法

歯の黄ばみが気になってホワイトニングをしたけど、冷たい物を食べた後などに歯が沁みた経験はありませんか?もしかしたら知覚過敏かもしれません。今回は、ホワイトニング後の知覚過敏に着目してご紹介します。知覚過敏とは一体何なのかという部分から、対処法までをギュッとまとめてお届け。ぜひ、原因や対処法などを頭に入れて、白くて美しい歯を手に入れましょう。

ホワイトニングの仕組み

歯の黄ばみであるコーヒーや紅茶などのステインやタバコのヤニ汚れを白くすることをホワイトニングと言います。ホワイトニングをするとことで、清潔感を与えてくれますし、笑顔にも自身が持てるので私たちにとってプラスです。

ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングは、歯に沈着した黄色い着色汚れを分解し、表面を曇りガラス状にする仕組み。歯を白くする成分は、過酸化水素で着色汚れを分解して落としてくれます。さらに、エナメル質でできている歯の表面を曇らせることで、黄みがかった象牙質が透けにくくなるので、歯が白く見えるのです。

ホワイトニングでなる知覚過敏とは?

知覚過敏は、別名「象牙質知覚過敏症」といって、歯に炎症がないのに冷たい物などを食べると歯が沁みたり、傷む症状が現れます。

ホワイトニングでなる知覚過敏とは?

歯周病によって、歯茎がさがると象牙質という歯の根元が露出。象牙質には、神経に通じる穴が空いており、そこから刺激が伝わり、歯が沁みたり、痛みを感じるのです。

ホワイトニングでなぜ知覚過敏になるの?

ホワイトニングの仕組みと、知覚過敏についてご紹介してきましたが、続いては、ホワイトニング後に知覚過敏になる原因をいくつかご紹介します。

ホワイトニングでなぜ知覚過敏になるの?

①薬剤が原因

ホワイトニング後に知覚過敏になる原因には、薬剤があります。先ほども触れましたが、ホワイトニングには、過酸化水素や過酸化尿素の薬剤が使用されることが多数。濃度が高いほど早く白くなりますが、濃度が濃過ぎると、象牙質の神経へ強い刺激が伝わって、知覚過敏へと繋がります。

そのため、知覚過敏になる代表的な原因だと言われているのです。

②表面の傷が原因

私たちの歯は、自分たちが気づかない部分に傷やヒビがついていることがあります。その傷が、歯の表面を覆い、守っているエナメル質を通り越して、神経に通じている象牙質にまで行っていると知覚過敏へと繋がってしまいます。

③癖が原因

歯を痛めてしまう癖の中に、歯ぎしりがあります。歯ぎしりをすると歯のエナメル質が剥がれてしまい、隠れている象牙質の部分がむき出しになってしまいます。そのむき出しになっている象牙質部分に、薬剤がついて痛みを感じるのです。

④虫歯が原因

虫歯が原因でホワイトニングをしたら知覚過敏になったということもあります。進行中の虫歯や虫歯を治療したところに隙間が空いていて、そこから薬剤が入り込むことで起こるのです。虫歯以外にも、詰め物をした歯も隙間があるとそこからホワイトニングの薬剤が浸透する可能性も。

大丈夫?知覚過敏をチェック

次は、自分の歯が知覚過敏になっているどうかをチェック。1つでも思い当たるところがあったら、知覚過敏を疑ってみましょう。

大丈夫?知覚過敏をチェック

チェック①冷たい物や熱い物で歯がしみる

冷たい物や熱い物、辛い物などを食べた後、歯が沁みたり、痛みを感じたら知覚過敏の可能性があります。一瞬であっても痛みを感じたら、食べた物や飲み物が神経に触れている証拠。

チェック②歯ぎしりをする

歯ぎしりの癖がある方も、知覚過敏になっている可能性があります。歯ぎしりは、ストレスや歯並びの乱れなどの原因により起こりますが、歯ぎしりをすることですることでストレスを発散しているという話も。歯ぎしりを続けていると、歯肉に負担がかかり、歯茎が下がります。

それが知覚過敏を進行させるだけでなく、顎に悪影響を及ぼしたり、頭痛や肩こりの原因になるのです。

ホワイトニング後にできる知覚過敏への対処法

最後にご紹介するのは、ホワイトニング後にできる知覚過敏の対処法をご紹介します。知覚過敏の心配がある方は、対処法を覚えてきちんと対処しておきましょう。

ホワイトニング後にできる知覚過敏への対処法

対処法①24時間食べ物と飲み物に注意しよう

ホワイトニング後の知覚過敏への対処法は、24時間の間は、食べ物や飲み物に注意する必要があります。極端に冷たいもの、辛いものなど刺激になるような物は避けましょう。この24時間というのは、歯の表面にあるペリクル層が再生される時間です。

ペリクル層が剥がれることで歯が沁みるので、その層が再生するまでは、気をつけることをおすすめします。

対処法②鎮痛剤を使う

知覚過敏で、痛みが治まらない場合は、市販の痛み止めも有効的です。薬局に行って、事情を話し、鎮痛剤をもらいましょう。市販で売っているものは、「ロキソニンS」「EVEシリーズ」「パファリンルナJ」「タイレノールA」などがあるそうです。

対処法③コーティング剤を使う

知覚過敏を感じた場合は、フッ素配合の歯磨き粉や象牙質の中まで浸透し、刺激から守ってくれるハイドロキシアパタイトが配合しているアイテムがおすすめです。歯の表面をコーディングすることで、痛みを楽にしてくれます。

最後に

歯の着色汚れは、鏡を見るたびに気になるので、ホワイトニングを早めに済ませたくなりますが、無理をすると知覚過敏に繋がる恐れがあります。歯医者さんで行うホワイトニングは、一度で終わるというわけではありません。歯の負担を最小限におさえながらホワイトニングするためにも、焦りは禁物です。ぜひ、知覚過敏への対処法も頭に入れてホワイトニングをしてみましょう。

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