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カレーと一緒に食べることでも人気の「ナン」。その中でも、ナンの中にとろーりとしたチーズがたっぷり入ったチーズナンは、女性を中心に大人気です。ただ、チーズをふんだんに使ったチーズナンは、高カロリーなんじゃないか気になる人も多いですよね。そこで、この記事ではチーズナンのカロリーや糖質などがどのくらいあるのか、他のナンやパン、ご飯とどのくらい違うのかをご紹介していきます。ダイエット中でも食べていいのかも調べたので、チェックしてみてください。
チーズナン1枚当たりのカロリーはどれくらい?
チーズナンは普通のプレーンナンと比べ、中にたっぷりチーズが入っていることからも高カロリーであると思っている人は多いでしょう。
その通り!1枚のチーズナンで、なんと約450kcalもあると言われているんですよ。
1日に必要な摂取カロリーは人によって異なりますが、平均体重と言われている約50kgの20代女性の摂取カロリーは約1750kcalとされています。つまり、チーズナン1枚を食べると1日に摂取したいカロリーの約1/4を摂取したということになります。
ここにカレーなどを一緒に食べると考えると、1食で摂取するカロリーはかなり多くなることが予想できますね。
チーズナンを相性バッチリなバターチキンカレーと一緒に食べると?
チーズナンと相性のいいカレーには、バターチキンカレーが挙げられます。バターチキンカレーは300g食べると約400kcalにもなります。チーズナンと一緒に食べると、約850kcal。この組み合わせで食べると1日のカロリー摂取量の約半分を摂取したということになります。
チーズナンの栄養はどのくらいある?
チーズナンの三大栄養素はどうなっているのかを調べてみたところ、100gあたりでたんぱく質は約9.50g、脂質は約7gH、炭水化物は約50g。他には、糖質は約48.50g、食物繊維は約1.5gあります。
カロリーはやはり高いのですが、プレーンのナン100gあたりと比べてみると糖質や食物繊維、たんぱく質などにはあまり大きな違いはありませんでした。ただし、チーズを多く含んでいることから脂質は倍近くも多いという数字が出ています。
チーズナンのチーズは何が使われている?
切り分けたナンを持ち上げると中からチーズがトロっと溶け出してくるチーズナン。このとろ~っと溶けるチーズはインドのものなのかというと、実はそうではありません。
インドで主に食べられているチーズはパニールと呼ばれる溶けないチーズで、チーズナンに入っているチーズのように溶けだしてくるということはないのです。それでは、チーズナンにはどんなチーズが使われているのでしょうか。
チーズナンが生まれたのはここ十数年の間と言われています。溶けるチーズがインドで食べられるようになったのも同じころとされ、西洋からの影響があったと考えられているんですよ。
そのため、チーズナンに入っているチーズも元々インドで食されていたパニールではなく、ナチュラルチーズやモッツァレラチーズが主流となっています。
チーズナンのカロリーと他のナンやパンのカロリーを比較!
栄養素で見ると、チーズナンとプレーンナンは脂質以外そこまで大きな違いはないということは前述のとおりです。
では、他のナンやパン、ご飯のカロリーはチーズナンと比べるとどのくらい違うのでしょうか。チーズナンは先ほどもご紹介した通り、1枚当たり約450kcalとします。
プレーンナンのカロリーは?
どんなカレーにも合わせやすく、インド料理店では定番メニューと言っても過言ではないプレーンナン。だいたい20cmくらいのサイズに引き伸ばされたものが、1人前として出てくることが多いですね。
プレーンナンのカロリーは、1枚あたり約250g。チーズナンと比べると約200gも差があります。にもかかわらず、脂質以外は大差ないというのも意外ですよね。
ガーリックナンのカロリーは?
同じナンでもみじん切りにしたニンニクを乗せたガーリックナン。一口食べるとガーリックの風味が口の中いっぱいに広がり食事が進む、男性にも人気のあるナンです。
ガーリックナンは、1枚あたり約230kcalあります。チーズナンに比べると、半分ほどのカロリーです。脂質なども、チーズナンと比べると全体的に半分ほど少ない数字になっています。ただし、塩分はガーリックナンの方が高いですよ。
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食パンのカロリーは?
食パンは5枚切りの1枚でチェックしていきましょう。食パンもチーズを乗せてピザパンにしたり、カレーと一緒に食べたりとどんな食材とも相性のいいパンです。
カロリーは約180kcalですので、チーズナンは食パンの2.5倍のカロリー量になります。他の栄養素なども食パンは少ないですが、腹持ちなどの面ではチーズナンの方がずっしりと重く満足できますね。
カレーパンのカロリーは?
カレーと一緒に食べるパンと言えば、中にカレーがたっぷり入ったカレーパンもあります。コンビニで売られているサイズのカレーパンは、1個あたり約280kcalあります。チーズナンと比べると半分ほどのカロリー量ですが、サイズも含めて考えると結構な高カロリーですね。
ご飯のカロリーは?
カレーと一緒に食べる主食と言えば、ご飯も挙げられます。インド料理店ではナンかライスを選べることが多いですが、自宅でカレーを作ったときにはカレーライスにすることがほとんどではないでしょうか。
ご飯は、お茶碗に8分目まで入れて約150gあります。1杯あたりのカロリーは約250kcalですので、チーズナンより約200kcal少ないですね。脂質なども低いですが、炭水化物はチーズナン1枚よりも多くなっています。
チーズナンはダイエット中には避ける方がいい?
他のナンや主食とくらべても高カロリーなチーズナン。やはりダイエット中は避けた方がいいのでしょうか…?
チーズナンに限らず、ナンは全体的に糖質が高めになります。そのため、糖質制限ダイエットを行っている人は注意が必要と言えるでしょう。1枚食べただけでも、1日の限度に達してしまう可能性もありますよ。ただし、チーズナンとナンで糖質を比べてみると、前述のとおりそこまでの違いはありません。というのも、チーズの糖質は低いんです。
カロリーは高いので食べ過ぎには注意したいところですが、ダイエット中だから絶対に食べちゃダメ!と忌み嫌う必要もないでしょう。インドカレーはスパイスも多く使われており、その中には代謝の促進や脂肪燃焼に効果のあるものも含まれています。ダイエット中でも、そういった効果を考えながら適量を楽しむのは問題ないでしょう。
最後に
チーズがたっぷり、トロ~っと溶けるのが魅力のチーズナン。インド料理店に行くと「どうしても食べたい!」と思ってしまうこともありますよね。
高カロリーなため食べ過ぎてしまうと肥満に繋がってしまうこともありますが、食べたいと思ったときに1枚オーダーするくらいであれば過剰に罪悪感を覚える必要もないでしょう。
どうしても気になるという場合は、楽しく食べて、その後はいつもよりも意識して体を動かすようにしてみてくださいね。
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