ししゃもの栄養って?妊婦も食べてOK?ししゃもの高い栄養価について

ししゃもの栄養って?妊婦も食べてOK?ししゃもの高い栄養価について

頭から尾の先まで、丸ごと食べられることが魅力のししゃも。栄養豊富で妊婦さんでも安心して食べられる魚ですが、その栄養素についてご存知の方は少ないかもしれません。そんなししゃもの栄養成分について、詳しくご紹介します。

詳しく知りたい!ししゃもの栄養成分について

詳しく知りたい!ししゃもの栄養成分について

魚を食べると頭が良くなる、という歌があるように、体に良い栄養素が豊富なイメージがある魚。では、その中でも小ぶりで食べやすいししゃもの栄養素には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

ししゃもの栄養成分①カルシウム

骨を気にせず丸ごと食べられることから、豊富なカルシウムを余すことなく摂取できるししゃも。カルシウムと言えば、骨や歯を作るための重要な栄養素である他、細胞の分裂・分化、筋肉収縮、ストレスの軽減など健康な身体を維持するために欠かせない栄養成分です。

詳しく知りたい!ししゃもの栄養成分について-2

現在の日本では魚介類よりも肉類を多く食べることもあり、カルシウムの摂取量は不足しがち。特に閉経後の女性ではカルシウムが不足することによって骨粗しょう症になることが知られていますから、普段からししゃもで効率よくカルシウムを摂取しておくと良いでしょう。

ししゃもの栄養成分②ビタミンB12

ししゃもは、ビタミンB12を豊富に含んでいます。このビタミンB12は、葉酸と共に赤血球の生成を助ける作用を担っている栄養素です。これらの栄養素が不足するとうまく行かず、悪性貧血を起こすと言われています。

ししゃもは2尾程度食べるだけで1日に必要とされるビタミンB12の推奨量を摂取できるほど、ビタミンB12が豊富。貧血予防のためにも、ししゃもを積極的に食べていきたいですね。

ししゃもの栄養成分③DHA・EPA

DHAやEPAは、体内で合成できず、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸です。このDHAとEPAは身体に様々な効果があるとして、大変注目されている栄養成分です。特にDHAは脳細胞に働きかけ、細胞の活性化や情報の伝達性を良くさせる効果があります。魚を食べると頭が良くなるのは、このDHAの作用によるものなんですね。

また、DHAとEPAにはコレステロールを下げる効果もあると言われています。血管や血中のコレステロール値が高いと動脈硬化や脳卒中を引き起こすとされますが、DHAやEPAを摂取すると血液がサラサラになりコレステロール値が下がりますので、動脈硬化などの成人病を予防できます。

コレステロールが下がってくれたら、ダイエットにもなるので嬉しいですね。ししゃもを食べるだけで頭が良くなり、健康にも効果があるとは驚きです。

子持ちししゃもは食べ過ぎないほうがいい!?

粒々とした卵が好き、という声も多い子持ちししゃも。卵が入っているぶんお得感があり、なんだか栄養価も高そうですよね。でもこの子持ちししゃもを食べ過ぎるのは、実はあまりおすすめできません。

なぜかというと、卵にはプリン体やコレステロールが多く含まれているから。DHAやEPAのおかげでせっかくコレステロールの下がるししゃもを食べていても、子持ちししゃもの卵でコレステロール値が上がってしまっては残念ですよね。

子持ちししゃもは食べ過ぎないほうがいい!?

そこでおすすめしたいのが、ししゃもを食べる数を調整する、ということ。毎日2~3匹程度のししゃもを食べるなら、コレステロールは問題にならずししゃもの高い栄養価も摂取できることになります。

食べる量にさえ気をつければ、栄養豊富で健康効果も高いししゃも。食卓に少量用意することで、食事のバランスよくししゃもを楽しめるといいですね。

ししゃもは妊婦も食べられる魚って本当!?

妊娠中はタバコやお酒がNGだったり、カフェインの量に注意が必要だったりと、食べるものにも何かと気を使いますよね。特に魚には水銀が含まれるため、食べる量に注意、といった話もよく耳にします。では、ししゃもは妊婦にも食べられるのでしょうか。

その答えはYES!ししゃもは、妊婦でも安心して食べられる魚です。妊娠中は魚の水銀量に注意とよく聞きますが、それは主にマグロなどの大きな魚に対する注意です。なぜ大きな魚が危ないかというと、海水に含まれる水銀が食物連鎖によって徐々に濃縮され、連鎖の上位に位置するマグロ類などの水銀濃度が高くなっているため。妊婦が食事を通じて水銀を摂取すると胎盤を通過して胎児に蓄積されてしまいます。水銀は身体の神経系に作用し、発育中の胎児はその悪影響を受けやすいため、摂取量に注意が必要だとされているのです。

ししゃもは妊婦も食べられる魚って本当!?

その点、ししゃもは小魚であり含まれる水銀量はごく少量。むしろカルシウムやDHA・EPAといった妊婦に嬉しい栄養成分が豊富に含まれていますから、妊娠中に大きな他の魚を食べるよりは、ししゃもを食べるほうが安全・安心だと言えるでしょう。

栄養価の高いししゃもを食べて、毎日元気に賢くなろう!

今回はししゃもの栄養についてご紹介しました。脳細胞に作用して賢くなるだけでなく、コレステロールを下げたり強い骨や歯を作ったりと、とっても栄養価の高いししゃも。妊婦さんでも安心して食べられる、というのも嬉しいですね。ししゃもなら骨を気にせず頭から丸ごと食べられますから、骨が面倒で魚を食べない、という方もぜひこれを機会にししゃもを食べてみてくださいね!

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