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先に(1)を読んでね↓
スーチー占い (1)CIAスパイの噂もある激動の人生。まずは出生のハーフサム
アウンサンスーチー女史の激動人生の理由はハーフサムにも現れてたけど、今回はいつも通りホロスコープでも観ていくわ。
【アウンサンスーチー出生図】
アウンサン・スーチー
1945年6月19日 ミャンマー ヤンゴン生まれ
※出生時間は不明だから月の度数とハウスは考慮せず。
■「民主化の女神」かはともかく「祖国、国民の期待を背負って闘う」運命
双子座太陽の守護星・水星とドラゴンヘッド・土星が蟹座で合。蟹座ステリウムと月天秤座(度数不明でも天秤座)と小惑星含む天秤座ステリウムがスクエア
出生図の太陽が目立ったハードアスペクトや土星以遠の天体やテイルやリリスとの合がないのに(あると人生の浮き沈みが激しくなりがち)波乱万丈の人生だったり、はたからみても「大変だな」と思えることがたくさん起きたりしてる人って、太陽星座の守護星が今挙げたようなアスペクトを持ってることが多いのね。
波乱万丈の人生になる理由はいくつもあるけど、さらには前も誰か有名人占いしたときに挙げたけど、太陽や月を含むステリウムが出来ていても波乱万丈になりがち。
スーチー女史の場合は太陽双子座の守護星の水星がヘッドと土星と合圏内。さらに、この守護星ヘッド土星は蟹座で、一般庶民を愛し愛されて(ヘッド)自分の国・国民を守るためには命を投げ出して闘う人。でも、ヘッド土星合だからものすごい重圧を感じる、決して楽じゃない闘い。でも(1)で話したけどハーフサムで宿命的に起きやすいことを観てもやっぱり革命と関わる定めだったみたいだし、アウンサン将軍の娘に生まれてきたのはまさにこの祖国のための闘いをするためだったのかも。
■祖国のために闘う使命を帯びる一方で個人としては宗主国だったイギリスへの愛も
とはいえ、生まれたときはミャンマーはまだビルマという呼称でイギリスの統治下だった。学校はフランシス修道会にメソジスト英語学校に、大学はインドのデリー大学を経てイギリスのオックスフォードと、前半生はほとんどイギリスの教育を受けてるわけだし、大学卒業後はニューヨークで暮して、そして夫はイギリス人。
CIAの工作員だとかDS側だとか言われてるけど、この経歴だとそうなっても当たり前かもだし、星回りでも祖国を守る使命とプライベートな幸せの在り方を示す月がスクエア=葛藤、あちら立てればこちら立たずの関係になってるのよね。
彼女の月は度数は不明だけどだいたい天秤座の10度-20度の間で、双子座14度の天王星とはトライン圏内。太陽も双子座でこの前半生のように本来なら生まれた国の伝統や文化にこだわらず広い世界に目を向けて異文化コミュニケーションを楽しみながら人脈を広げていくのが楽しくてしかたないはずの人。
だけど、そんなお嬢様気質の天秤座の月が望む人生は、蟹座土星ヘッドとのスクエア=祖国の民主の期待と責任が許さないし、外の世界で自分ばかり楽しんではいられなくなった。なんというか「民主化の女神」だけど「女帝」や「政治家」の強くて能動的なイメージじゃないのよね。どこか「建国の父の娘」のままの彼女がいて、でも世界で一般的に知られているような軍事政権に立ち向かった強い女性として、彼女を「擁立」した黒幕の大人達がやっぱりいたんでしょうね。そのシナリオをきちんと守って、ノーベル平和賞も受賞して、暗殺もまぬがれて今がある。
とはいえ、天秤座の月は自分自身が平和に楽しく暮したい気持ちはすごく強いんだけど、でもその一方で辛い思いをしている人達がいること、誰かが理不尽な目に遭い続けている状況を放置できない正義感の強さがある。だから、決してただの傀儡じゃなく、その心がどこにあるにせよ、彼女自身はやっぱりミャンマーの国民のために生きてるんでしょうね。
続く。
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