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生活費の中で、簡単に調整出来そうに見えて、実は節約が難しいのが「食費」です。皆さんの中にも毎日の食費をどうやって減らそうか頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか?
「食費を減らすにはできる限り食事を我慢しないと…」と思っている方も多いでしょうが、実は食費を減らすのに無理な我慢は必要ないんです。
この記事では無理なく食費を減らすための方法について解説していきます!また一人暮らしや家族暮らしといったように人数別ごとの食費節約術にも触れていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
明日からすぐに実行できる、食費を減らす方法
単に食事を我慢することだけが食費を減らす方法ではありません。いろいろな角度から食費を減らす方法を切り出してみましょう。
買い物のタイミングや使う金額を決めておく
食費を減らす方法として最も重要なのは「食事」の場面ではなく「買い物」の場面です。
食材を購入する買い物で、食費を減らせるかどうかが決まるといっても過言ではないでしょう。
普段何気なく買い物をしてしまっているという方は、まずは買い物のタイミングに気をつけてみてはいかがでしょうか。大型スーパーなどは時間帯によって売り物の値段が変動しやすく、特に夜間やセール時は大きく割引がされるので、このタイミングでまとめ買いをしてしまうのが有効です。
また買い物に行く際には大雑把でもいいので、その買い物で使う金額を決めておきましょう。そうすることによって買い物ごとの金銭管理が行いやすくなるのと同時に、無駄な浪費を防ぐことができるので食費を減らすことにつながります。
外食は極力控えましょう!
食費を減らす方法としては外食を極力抑えることも重要です。
自炊と違って外食は、一食ごとの食費がかなり必要になるため、一週間に2~3回の頻度の外食をしてしまうと、それだけで食費がかさんでしまいます。
外食だけでなく、コンビニで売られている弁当やテイクアウトも同じです。
一食分だけならそれほど高いとは思えないコンビニ弁当でも、お弁当を買いにコンビニに行くと、ついついドリンクやデザートを一緒に買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。お弁当ひとつのつもりが意外と高額な出費となってしまうことは珍しくないでしょう。
食費を減らしたいなら、外食はできるだけ控えることが重要です。外食が日常の習慣となってしまっている方の場合は、外食は週二回にするなどのルールを作って、外食の回数を減らすところから始めてみましょう。
食費を減らす自炊のポイントは「作り置き」と「かさ増し」
外食を無くして自炊中心の生活をしているのに食費が減らないという方は、自炊の仕方を変えてみましょう。食費を減らす方法として有効なのは、『作り置き』と『かさ増し』です。
『作り置き』とはあらかじめ大量の料理を多く作っておくことです。料理は、一度に作る量が大量であればあるほど、1食あたりのコストを下げることができます。数日間の食事をまとめて作り置きすることで、食費を減らすことができます。
『かさ増し』とは、食材を一部置き換えることによって、食材にかける食費を減らしつつ料理の満腹感を得る方法のことです。例えばお米を炊く際には三割ほど麦を混ぜて炊く、ハンバーグをこねる際にお肉と一緒に豆腐を混ぜるなど、ちょっとした工夫でも食費を減らすことができます。
食費を減らす方法としては、『作り置き』と『かさ増し』、この二点を考えてレシピを組み立てていくのがおすすめです。
一人暮らしと家族では違う?人数別に見る食費節約術
ここからは人数別に見る食費節約術についてご紹介していきましょう。現在のご自身の環境に合わせて参考にしてみてください。
一人暮らしの食費節約術
まずは一人暮らしの際の食費節約術について。一人暮らしは最も食費の調整がしやすく、突き詰めれば食費を一ヶ月一万円以内に収めることもできます。そして基本的な食費節約術も今までにご紹介してきた方法とあまり変わりません。食材はあらかじめスーパーでまとめ買いをしておき、外食を減らして自炊を中心に献立を組み立てる。これらを徹底してするだけでも十分な食費節約術になるはずです。
二人暮らしの食費節約術
恋人との同棲や結婚初期に多いのが二人暮らしですが、単純に食費も二人分になると考えてはいけません。何故なら自分だけが食費を節約していたとしても、相手が食費節約に意識を向けてくれない限り総合的な食費は高くなってしまうからです。
まずはお互いに食費節約のためのルールを設けましょう。特に子供のいないこの時期は食費の節約よりもお互いの協力で、『弁当は昨夜の残り物を詰める』『買った食材を共有して買い物で重複しないようにする』だけでも大幅に食費を減らすことができますよ。
4人家族や5人家族といった大人数の食費節約術
子供ができて家族が増えた場合の食費節約術としては、まずは月に使用する食費を決めておくのがおすすめです。4人・5人と家族の人数が増えると食費節約術だけでは食費の管理が難しくなりやすく、そういった混乱を回避するために月の食費を設定しておくだけでも、家計簿と合わせて日々の食費の管理がしやすくなりますよ。家族が増えてきたら食費を減らすだけではなく、しっかりとした管理で無駄な浪費を防ぐことも重要になってきますね。
最後に
今回は食費を減らす方法について紹介してきました。生活を成り立たせるためにも節約は重要ですが、食費を減らすために食事制限などの無理な方法は実は必要なかったりします。大切なのは食費を減らそうと考えるのではなく、無駄なものを極力省くようにすることです。
是非ともこの記事を参考にして食費の節約に役立ててみてください!