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朝起きて目の周りにクマがあってショックだったと言う方は多いと思います。目のクマには、種類があり、原因や対策方法も異なることをご存知でしたか?今回は、目のクマを種類別にチェックしながら、原因と対策方法をご紹介します。これを知ることで、気になる目のクマを改善する手助けになる可能性があるのです。ぜひ、チェックしながら目のクマを対策してみてくださいね。
目のクマへの対策ポイント
目のクマは、目の下にできる影のようなくすみのことです。老化やストレス、疲労などさまざまな原因によって生まれます。鏡を見るたびに気になる目のクマをどう対策するのか、最初は対策ポイントからチェックしていきましょう。
Step①クマの種類と原因を知る
目のクマを対策する前に、自分がどのクマに当てはまるか知る必要があります。目のクマには、大きく分けて「茶クマ」「青クマ」「黒クマ」の3つのクマがあるのですが、クマによって原因や対策方法が異なるのです。まずは、クマの種類を知ることで対処しやすくなります。
Step②外から内から対策する
自分の目のクマが、どれに当てはまるかわかったら次は、実際の対策方法を実践しましょう。目のクマは、内側からのアプローチ方法と外側からのアプローチ方法があります。全部実践できればいいのですが、大変ですよね。そのため、何を始めにするべきか優先順位をつけながら取り入れてみましょう。
Step③生活習慣を見直す
目のクマを対策するポイントの中には、生活習慣を見直す必要があります。いくらスキンケアやメイク方法を変えて対策しても、食べる物や習慣がそのままだったら意味がありません。目のクマを治すためにも今一度生活習慣を見直してみましょう。
目のクマの原因と対策を種類別にチェック!【茶クマ編】
まずは茶クマの原因と対策方法からご紹介していきましょう。茶クマは、できやすいクマであり、治すまでに時間がかかると言われています。どんな原因や対策方法があるのか、早速チェックしていきましょう。
茶クマの原因
目のクマの中に茶クマがあります。茶クマの原因は、メラニン色素の色素沈着。皮膚は、紫外線や摩擦などによって刺激を受けると自分を守ろうとメラニン色素を発せさせます。それから蓄積されることで、色素沈着を起こし、茶クマになってしまうのです。
茶クマの対策方法①保湿
茶クマを対策する方法の1つに、保湿と美白対策があります。皮膚が乾燥するとお肌がくすみ色素沈着に繋がります。さらに、保湿をすることで代謝もアップして、ターンオーバーが促進されるのです。そこへ、プラスしたいのが美白ケアやビタミンCの補給。
ビタミンCは、美肌の栄養素の1つです。ビタミンC誘導体が含まれているアイテムや高保湿アイテムを選びましょう。
茶クマの対策方法②紫外線対策
茶クマは、紫外線からお肌を守ることも大切。対策をせずにそのまま外出してしまうと紫外線を直に浴びてお肌にダメージが加わり、メラニン色素が沈着してしまいます。それを防ぐためにも、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶりながら対策しましょう。
目のクマの原因と対策を種類別にチェック!【青クマ編】
次は、目のクマの中でもよく聞く青クマについてご紹介していきましょう。青クマは、その名の通り、青色をしたクマのことです。
青クマの原因
青クマの原因は、主に血行不良だと言われています。目の周りにある皮膚は、とても薄くてデリケートです。そのため、血行不良になると青く変色してしまいます。血管に血液が通っていると青くなることはありません。これは、血液が通っていないということは、血行不良のサインです。血行不良が起こる原因は、主に、寝不足やストレス、眼精疲労などがあります。
青クマの対策方法①身体を温める
目のクマを解消する方法には、目の周りを温めたり、身体を温めることが大切です。蒸しタオルやホットアイマスクを使ったり、温かいお風呂に浸かることも効果的。お風呂から上がったら、温かい飲み物を飲むことも重要です。目の周りの血行を改善することで、青クマを解消へと導いてくれます。
青クマの対策方法②マッサージをする
茶クマさんの場合、マッサージは厳禁ですが、青クマさんには効果的です。クリームをつけてリンパマッサージや鎖骨マッサージなどを取り入れて、血行促進に繋げましょう。
目のクマの原因と対策を種類別にチェック!【黒クマ編】
次にご紹介するのは、黒クマの対策についてです。黒クマは、茶クマさんと青クマさんとはまた違った原因が見られます。
黒クマの原因
黒クマの原因は、皮膚のたるみです。このたるみの要因となっているのが、眼輪筋の内側にある脂肪の「眼窩脂肪」。この部分が緩んでくると重さに耐えられずに飛び出てくるそうです。さらには、コラーゲン不足や筋肉自体が衰えることも黒クマを関係しています。
黒クマの対策方法①目の体操
黒クマの対策の1つめとして、目のトレーニングがあります。目の周りの筋肉や脂肪が溜まらないように目の上下運動や開閉運動、左右の運動などを行って防いであげましょう。
黒クマの対策方法②保湿をする
もう1つは、スキンケアでの保湿です。セラミドやコラーゲンなどの生成を促してくれるアイテムがおすすめ。お肌にコラーゲンやセラミドが繋がっていることでハリや弾力、ツヤが生まれます。たるみや衰えからお肌を守るためにも保湿として強化しておくことが重要なのです。
目のクマを治す!?スキンケア方法とポイント
次は、目のクマを改善へと導いてくれるスキンケアの方法とポイントをご紹介します。スキンケアは、お肌にとってプラスの行為ですが、やり方を間違えてしまうと逆効果になることも。そうならないためにも、ぜひ、チェックして役立てていきましょう。
クレンジングを丁寧にする
アイメイク専用のクレンジングリムーバーを使ってアイメイクを丁寧に落としていきます。コットンにアイメイクリムーバーを馴染ませて、優しく落としましょう。目のきわについたアイラインやマスカラは、綿棒を使ってしっかり丁寧に落とすことが大切です。
残っていると色素沈着の原因になる可能性があります。次に、クレンジングを手に取り、顔全体を優しく撫でるように馴染ませながらメイクオフ。
洗顔で汚れを落とす
クレンジング後の洗顔は、スキンケアの中で最も重要な行程です。ポイントは、ホイップクリームのような泡を作ること。泡ネットなどを使いながらモコモコの泡を作る所からスタートしましょう。泡ができたら、その泡をクッション代わりにしてお肌を洗います。
ゴシゴシする必要なありません。泡でお顔を洗うようにしながら行って、ぬるま湯でしっかり流します。
スキンケアでしっかり保湿
洗顔まで終わったら、化粧水です。保湿力の高い化粧水を用意して、お肌にハンドプレスをしながら押し込むようなイメージでつけていきましょう。目の周りもしっかり水分補給し、アイクリームや美容液に移ります。目の周りはデリケートなので、優しく行ない、最後に保湿クリームをハンドプレスしながらつけて終了です。
目のクマの消し方が知りたい!
続いては、メイクの時に実践したいコンシーラーを使って目のクマをカバーする方法を見ていきましょう。コンシーラーは、クマの種類によって選ぶ色を変えることが大切です。
目のクマの種類別のコンシーラーの色
クマの種類 | コンシーラーの色 |
茶クマ | イエロー系 |
青クマ | オレンジ系 |
黒クマ | ベージュ系 |
目のクマの消し方
コンシーラーを目頭の部分から放射線状に3本ほど線を引いて行きます。それを指の腹を使ってトントンと優しく馴染ませて伸ばして行きましょう。ファンデーションを全体的に塗って、足りなかったら様子を見て足してもいいのですが、塗りすぎてしまうとその部分だけが浮くので注意が必要です。
その上から、フェイスパウダーを塗って完成。チークを塗る時に、クマがあった部分にも軽く乗せてあげると血色がアップしてGOOD。
目のクマは病気の関係あり!?
目のクマは、毎日あるので一見当たり前のように思えますが、あまりにもひどい場合には、病気のサインである可能性があるようです。生活習慣を振り返ったり、自分の体調と向き合う必要があります。
目のクマができる病気①バセドウ病やうつ病
目のクマができる病気にうつ病やバセドウ病が考えられます。睡眠不足や自律神経の不調で、クセができることもあるのです。さらに、バセドウ病といって、甲状腺ホルモンの分泌が増えることで起こる病気もあります。この病気は、エネルギーの消費量が多いため疲れやすくなり、黒クマの直接的な要因になるそうです。
目のクマができる病気②肝臓病や腎臓病
肝臓や腎臓が疲れていても、クマができることがあります。肝臓や腎臓が弱まっていると、血流が滞り、血行不良が発生。これにより、まるで疲れたような黒いクマへと繋がるのです。その場合は、病院へ相談するようにしましょう。
目のクマができる病気③鉄欠乏症貧血
貧血は、血の巡りが悪くなることで起こる病気です。身体の中に鉄分が不足しているため、血液がうまく循環せず、青クマを発生させてしまいます。これを補うためには、食生活を見直して鉄分を多く含む食材を積極的に摂って行くことが大切。
最後に
目のクマは、体調不良や精神的な疲労など色々なことを教えてくれるサインのようなものです。目の周りにクマができたら、何かが間違っている証拠なので、原因と対策方法を知って実践していきましょう。目のクマが薄くなったり、改善することができれば、それだけで明るい印象になります。ぜひ、自分の目のクマがどの種類になるのか、何が原因なのか、対策方法には何があるのかを見極めて取り組んでいきましょう。