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社会人になると、多くの人がかなりの時間を仕事に費やすようになります。人それぞれ職種や働き方にかかわらず、自信とプライドを持って成果を上げていきたいものではないでしょうか。私の周囲にも、「この人のように仕事を楽しみながらできたらいいな!」と思えるような女性がいます。彼女たちが心から仕事を楽しんでいるのには、どのような秘訣があるのでしょうか。そこで今回は、心から仕事を楽しむ女性に共通する特徴についてシェアします。
1: 達成したい目標を大中小の3段階に分ける
心から仕事を楽しむ女性たちは、仕事をゲーム感覚でこなしている人が多いのです。楽しかった週末があっという間に過ぎると、翌日からまた長い1週間のはじまり。けれど、「いやだな、どうせ私がいなくたって会社が潰れるわけではないし……」となんて、ボヤいてばかりではいけません。
どのような職種や働き方であったとしても、仕事は面白くする方法は数多くあるはずです。そのためにはまず、日々のルーティンだけで終わらせることなく、「1週間のうちにこれだけのタスクを達成させよう」といった、小さな目標を立ててみること。そして、「目標が達成できたら、スタバでいつも良い1サイズ上のフラペチーノを飲もう」などと、小さなご褒美を用意しておくのです。
「年収を1,000万以上にする!」などと、大きな目標だけしか掲げていない場合、あまりの道のりの遠さにスタミナ切れしてしまう可能性があります。けれど、大目標のほかに中目標、そして小目標といったように細分化していけば、スタミナ切れを防ぐことができます。
小さなゴールを積み重ねていくことで、徐々に自分にも自信がついてくるはずです。
2: 言うべきところはきちんと言える女性になる
仕事に関して不満があったとしても、それをオープンにすることができなければ、ストレスは溜まっていく一方になってしまいます。そうしてストレスをため続けることを防ぐためにも、自分の意見をきちんと伝える必要があります。
けれども、そこに個人的な感情や苦手意識を持つことは社会人としてスマートではありません。そうではなく、仕事をきちんとこなすために障害となっていることは何かという冷静な視点を持つことが大切です。それだけ苦手だと感じる相手であったとしても、相手への尊敬の気持ちを持ったうえで向き合うことができれば、自然と冷静に打ち明けられるようになるはずです。
3:目の前のことだけにフォーカスする
「このまま、同じ仕事を淡々とし続けるだけなのかな……」「あと3年で30代。私、本当に結婚できるのかな」などと、どれだけ自分の好きなことを仕事にしていたとしても、不安や逃げ出したくなるような出来事は多少なりとも誰しもがあるはずです。けれど、そのような不安な気持ちが募っていくと次第に、自分の身の回りが徐々に暗く見えてきます。そして、身の回りが暗く見えてくると、いつも通りの判断ができなくなってしまいます。
私自身も、仕事をしていて不安になることは多々あります。「家やカフェで、なんとなく仕事をしているんでしょう?」というイメージに、イラッとすることもあります。
けれども、数年後に自分自身が何をしているかどうかなんて誰もわからないはずです。そしてなにより、どうなるかわからないことであれこれ思い悩むことよりも、いまやるべきことに集中しましょう。
4:時間制限を設けて集中する
仕事といえば決まったルーティンばかりで、やりがいが感じられない。1日勤務時間をただ漠然とこなしているだけでは、思うように集中もできませんし、仕事の成果もいまいちになってしまいがちです。
かといって、作業に集中出来る時間は限られています。そう、限られているからこそ、その時間をうまく捉えて精力的にこなしていくことが大切です。
私たち人間は、午前中のほうが頭もクリアな状態で、集中力を発揮しやすいとされています。また、注意力が持続できるのは最大で18分程だそうです。ですから、仕事をやみくもにこなすのではなく、仕事に優先順位をきちんとつける。そして、「この仕事は1時間で終わらせよう」と、時間制限を設けて取り組んでみるとよいでしょう。
5:仕事もプライベートも本気で楽しむ
心から仕事を楽しむ女性に共通するのが、男性並みにバリバリと仕事に全神経を集中させていないこと。仕事に全力で取り組むのと同じように、プライベートでは友人やパートナーとの時間を思いっきり楽しむことで、メリハリが生まれるようです。
- 週末はジムに通って、健康的なスタイルを目指す
- 気の置けない友人との食事を楽しむ
- ずっと気になっていた美術展に行ってみる
- 趣味の映画鑑賞に没頭する など
プライベートな時間は仕事のことを忘れて、思いっきり遊ぶ。プライベートな時間が充実すればするほど、仕事にもいい影響があらわれてくるはずです。本気で仕事に打ち込める人ほど、休日も本気で楽しむことが秘訣なのかもしれません。