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どうも、恋愛コンサル・KUGAHARAです。(1)はもう読んでくれたかな?・・・まったくタイトルの「理想の男を育てる」に行き着かなくてごめんね(苦笑)
でも、僕はどちらかというとごく平均的な日本男児で、なおかつ自分で言うのもおこがましいけどバツイチになる前はどちらかというと婚活市場に並べたら優良物件扱いされるクラスタの人間だったと思うし、似たような仲間もたくさんいる。
そんな僕のこれまでの経験は、僕の周辺にいる、僕よりきっと性格的にも夫としての将来性も(苦笑)優れた彼らとやがて出会って恋に落ちるかもしれない、いや、すでに出会っているかもしれない君の役に立つと確信してるんだ。
だから、あと少しだけ、僕の黒歴史にお付き合いください(苦笑)
・・・というわけで僕は、おしゃれなカフェでギャルソンエプロンをキメた僕のかっこよさに惚れてくれた女性と、バイト後に会うことになった。
当然、私服で会うことになる。彼女にとって、僕の私服姿は初めてだ。
(ふだん、皆と同じなんの変哲もない黒のエプロンを着けていてもカッコいい僕が、裏原宿系の最高峰のアパレルブランドと一目で分かる服で現れたら、僕のセンスの良さに感激するだろう。『さすが!私服も素敵。ますます好きになっちゃった』と、すっかり心を開いて、なんなら今夜は泊まっていくと言い出すかもしれない)
そんな都合のいい妄想に酔いしれながら、僕は颯爽と彼女と会う約束をしたビストロへ向かった。店の前に、彼女がいた。期待と不安の入り混じった表情でキョロキョロしていたから、僕は「ここだよ」とは言わないけれど、想いをこめて数メートル手前から手を振った。そして、彼女はそれに気付いた。