【前世自己診断バックナンバー】
(1)いくつもある前世と今世の可能性の関わり
この世ってさ、全然平等じゃないわよね。たとえ同じ日本に生まれても、どこに生まれるか、どんな時代に生まれるか、どんな親の元に生まれるかで平安時代だろうが江戸時代だろうが、貴族や豪農や立派なお武家さんに生まれるのと、水呑百姓の家に生まれるのじゃ、生きていく上での難易度は段違いだったろうけど、それも昔だけの話じゃないじゃない?
今の時代なんて、東大に入れる子供は子供の頃から塾に通わせてもらえてる子ばかりで、音大や芸大に入れるのもお金持ちの子弟がやっぱり有利、医学部なんて……。って、性的あいのり、、、じゃなくてマイノリでキモがられて中学もロクに通えなかったお水あがりのアタシなんかが言い過ぎると単なるひがみになっちゃうからこのへんにするけど、世の中には同じようなこと思ってる人は多いみたいよね。
■生まれつき恵まれてる人は前世で徳を積んだ?答えはNO!
特に前世信じてない人でも半ばヤケクソな感じで一度くらい「恵まれてるあの子たちはきっと前世で溺れた他人の子を助けて川で命を落とすようなすごい徳を積んで、私はなんにもしなかったか、むしろ盗っ人かなんかだったのかも」
なんて、考えたりしちゃってさ。むしろ、そうだ!って判明したら諦めがつくかもよね。
ま、実は前世の人生で「徳を積んだ、積まなかった」の仏教的な輪廻転生の概念は、そうだったら納得はしやすいけど、今世の状況とはぜんぜん関係ないのよね。
小さいうちから何か一つの方面で才能を発揮する子がいて、