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前回は、人間が「神」と呼んでいる存在の正体は宇宙人で、アヌンナキというレプティリアンがかつて地球に降り立ち遺伝子操作で人間を作ったという説を語らせてもらった。今回は、地球最古の文明とされているメソポタミア文明を形成したシュメール人とシュメールの神々について。
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■爬虫類型の『神々』と共に暮らしていたシュメール人
出土品や学術的な研究で解き明かされた事実、世界史の教科書に載っていることはここでは省くね。シュメール人に関わることで、陰謀論者的に面白いと思うのは彼らが『神と共に暮らしていた』ことだ。でも、古代の人々が神と共に暮らしていたことはギリシャ神話でもケルト神話でも語られていて、そう珍しいことじゃない。旧約聖書だと神は人の姿では現れないけれど、モーゼとユダヤ民族のためにその力を地上に現している。新約聖書の時代は、神の子イエスと共に歩んで、その奇跡の数々を目撃した人間が大勢いた。
ギリシャ神話の神々は見た目は完全に人間と同じだし、特別な力を持ってはいても夫婦喧嘩もすれば浮気もする、仕事を放棄したり嫉妬から誰かを苦しめてみたり、どこか人間と地続きの存在に思える。ヴァイキングが崇めた北欧神話のオーディンやその息子達も姿形は人間とほとんど変わらなかった。
だけど、シュメールの神々は人間とは異なる姿をしていた。諸説あるからどれが本当なのかは分からないけれど、陰謀論の中でも有力な説によると『爬虫類』竜の姿をしていたらしい。(ほかの説では背が人間の倍もあり赤い目をしていた、人間とそれほど変わらない姿だったという説もある)
シュメール神話(メソポタミア神話)に出てくる原初の女神『ティアマット』は人間とはまったく似ておらず、海蛇あるいはドラゴンと呼ばれる、現代では『空想上の生き物』の姿をしていた。
■空想の生き物『ドラゴン』がこれほどまで人間社会で語り継がれ愛されているのは実在したから?
空想上のモンスターは数えきれないほどたくさんいるけれど、古今東西のあらゆる神話や昔話に共通して登場し、そして流行り廃りなく現代まで愛されてさまざまな物語やゲームのキャラクターにまで使われているのはドラゴンくらいだろう。ペガサスや一角獣やクラーケンなんかも親しまれてはいるけれど、ドラゴンほどじゃない。それに、ただの怪物ではなくて神格化して祀られているのはドラゴンくらいのものだ。
これはオカルトで終わらせず、本当は心理学的にもきちんと説明がつくらしいけど、物語やそこに出てくるモチーフは、まったくでたらめな誰か1人の思いつきであれば、面白ければしばらくは人の心を掴むけどすぐに廃れてしまうそうだ。逆に、実際に起きた出来事や存在するものをベースにしている場合、その物語やモチーフは時を越えて愛されてゆく。
ドラゴンが完全な想像上の産物だったら、恐らく人間はもっと前に飽きてしまっているだろう。『ドラゴンクエスト』がもし、ゲーム企画者が勝手に考え出したかっこいいけれど神話や伝承にまったく基づかないモンスターだったとしたら、きっとブームが去ったら一世代で忘れ去られていたはずだ。
■龍神を祀る日本は実はシュメールと関係が?
ただ、西欧の多くの地域でドラゴンは人を襲い村を焼き、金銀財宝を好む獰猛な生き物として、ドラゴンクエストのように勇者達による討伐の対象となってきた。これはキリスト教勢力が異教の神を全て悪とみなして、そのような解釈を広めてきたことが大きく関わっている。ヨハネの黙示録では天使ミカエルがドラゴンと闘い勝利を収める。
悪魔を打ちのめす聖ミカエル(ルーブル美術館)
だけど日本では昔からドラゴン=龍は聖なる存在とされているし、その証拠に日本各地には龍神を祀る神社がある。日本の建国神話にも龍は登場する。
実は古代メソポタミアとは地理的に遠く離れ、海に囲まれてほかの大陸とは切り離された島国であるはずの日本の神話には、メソポタミア神話との共通点がある。さらには「日本人のルーツはシュメール人」だとする説もあるんだ。
続く。