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前回はオカルト好きなら多くの人が知っている『ヨハネの黙示録』に出てくると思い込んでいた『暗黒の三日間』が実は後世の聖人の幻視によるものだった、という話をした。
今回は、その『暗黒の三日間』が実際に起きるとしたら、どんなことが原因になるのかについて。
※この記事は単なるオカルト好きの中年男の戯言です。内容についてのお叱りはご容赦ください。
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■太陽が暗くなるといえばやっぱり『日食』か?
まず、暗黒の三日間についての聖人達の幻視で共通しているのは、当たり前だけど「世界が暗闇に包まれる」だよね。夜に暗闇になるのは当たり前だけど、彼らによると「朝なのに太陽が昇らない」「太陽が暗くなる」「突然空が暗くなる」そうだ。
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世界の終末的なことは西洋占星術でも星の配置にその兆候が出るらしいけど、太陽が暗くなる不吉な日といえば、やはり古代から時の達成者に恐れられてきた『日食(日蝕)』だろう。ただ、現代に観測される日食で明らかだけど、いくら太陽が完全に隠される金環食になるとしても、せいぜい数分の間で、三日間も太陽が隠されることはない。
だから、日食がもしかしたら世界の終末を告げる合図になるかもしれないとはいえ、暗黒の三日間の原因ではない、と思う。
■突然、空が暗くなり3日続くなら『火山噴火』の噴煙によるものか?
自然現象で一番考えられるのは『火山噴火』だ。噴煙は上空何千メートルにも達して数日に渡って一体の空を覆い尽くす。火山灰が積もって地上の作物は枯れ果てるし、溶岩が流れる様と硫黄の匂いは地獄が地上に現れた光景と言えるだろう。世界同時多発で噴火が起きたなら、世界が三日間暗闇に包まれることはあり得るよね。
■真の暗闇は『大停電』によるものかも
でも、蝋燭の光しかなかった時代と違って現代には「電気」がある。たとえ噴煙で空が何ヶ月も覆われてしまっても、電気さえあれば暗闇になることはない。
だけど、その電気こそ失われてしまう可能性はもう何年も前から示唆されている。
まだ記憶に新しいところでは、2012年の人類滅亡説の根拠としてささやかれていた「フォトンベルト」の影響だ(苦笑)書いていながら、僕自身ももうこの説は却下だと思っているけれど……。一応、触れておくとフォトンベルトに地球が突入するとき、太陽の光は地表に届かなくなり急激な寒さに襲われ、なおかつフォトンベルトに入ると地球全体が強力な電磁波内に入った状態になり、あらゆる電気を使用するものが壊れるという話。
ちなみにフォトンベルトについては、日本の国立天文台が正式に否定しているよ。
質問10-6)「フォトンベルト」や「反地球(対地球)」ってあるんですか?
ありません。
出典:国立天文台FAQ
フォトンベルトのせいではないとしても『世界同時大停電』が起きる可能性は実は高い、と僕は思っている。
しかも、その大停電は神の意図や天変地異などの予期できない「ハプニング」ではなく、人為的に引き起こされる。
無停電電源装置があるから大丈夫?いや、照明はもちろんのこと、とても重要なデジタルデータを保管しているサーバーですら、二重三重に喪失リスクに備えて設けられた予備の電力設備も、全てそのときは役に立たなくなるはずだ。そして、全てのデータが消える。いや、消される。
汚職事件の記録、隠蔽された不正や犯罪の記録、離婚歴、病歴、借金の残額、ネットにばら撒かれた不都合な画像、あらゆる人々の暗部が大停電によって喪失する。
同時に、長年働いてきてようやく受給開始年齢に到達した年金や、コツコツ貯めた貯蓄、せっかくリスクオフのために分散投資していた投資資金、取得したはずの資格や購入した会員権、あらゆる人々の資産も消えてしまうだろう。
暗闇に包まれる三日間が終わって、生き延びた人達も生まれ変わったようになる。贖罪を終えて、魂が清められたからではなく、過去にどんな人間だったとしても、その「過去」が全て消されてしまうからだ。
ただ、その先に待っているのは光の千年王国とは限らない。むしろ、核戦争が起きなくても電気に依存して築かれてきた世界が崩壊して、原始時代のような生活に戻ることになるかもしれない。
続く。
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