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そろそろ息子じゃなく父親のほうの、アメリカの民主党から大統領候補として出馬して現職のトランプ大統領と闘ってるほうのバイデン、ジョー・バイデンを占わなきゃと思ったんだけどね。
でも息子逮捕が濃厚になってきたらしいから改めて、すでに占ったのはコンポジットで親子で一つの運命共同体としての運勢だったから、今度はバイデン親子の個々の人間としての相性占い。いつもやってる相性占いと同じように、2人の出生図を重ねた二重円で観ていくわね。
バイデン親子の相性図(二重円)
※父親のジョー・バイデンの出生時間が判明したから月の度数やハウスシステムも考慮。息子の出生時間は不明。
タイトルにあるようにバイデン親子は、父親が息子のハンターバイデンに泣かされるのも納得な相性。ただ、同じ星回りを持っていたとして、同じような星の組み合わせになったとしても、同じような性格や運勢や相性になるわけじゃないから、自分と大切な人が同じ組み合わせがあっても気にしないでね。
■父親の月と息子の土星が合・木星がオポジション
父親の月は牡牛座0度。息子の土星が牡牛座の2度で合、木星が蠍座5度でオポジション。月に土星を乗せてくる相手は、月側にとってはプレッシャーをかけてくる、重たい存在。でも相手に対して責任を感じる関係だから、親子や夫婦でもまあよく見かける組み合わせ。そして、息子の木星は父親の月にオポジションだけど、木星は合だと合する相手に自然な保護欲が湧いたり対応が甘くなったり、金銭的な援助を惜しまなかったりする。恋愛相性で、相手の木星が自分の個人天体に合、特に太陽月金星のどれかに合なら甘やかしてくれて楽に付き合える相手になるわ。
バイデン親子の場合は息子の木星がオポジション。木星はオポジションだとその保護欲や援助が「ほどよい関係」じゃなく、はたから見たら行き過ぎになることがある。現実に息子が、父親が副大統領だった時期に父親の代わりに自分の会社を通じてウクライナやら中共やらいろんな国から多額の資金を受け取ってたという関係に現れてるのかも。
■父親のAscに息子の海王星が合・父親のDsc合の天王星とはオポジション。父親ドラゴンヘッドとは正確なスクエア
バイデン親子に限らず、親子や兄弟姉妹みたいな近い関係の血縁者の相性って、観ていくとやっぱり不思議と赤の他人より緊密なアスペクトが多いのね。親子の場合は当たり前だけど子供が生まれるのは親の人生での一大イベントだから、親の人生の大転機になるし、その後は通常は密接に長年関わっていくわけだから、それを示唆するアスペクトも多いのね。
バイデン親子も例に漏れず緊密なアスペクトがあるんだけど、ただその組み合わせがぶっちゃけ先に話した父親の月に息子の土星に負けず劣らず厄介なのが、この息子の海王星が関わるアスペクト。
相性で相手の海王星が自分の個人天体や重要な感受点に合かハードアスペクトになると、相手のことが分からなくなる。男女仲だったら相手にわけもわからず魅了されたり夢を見たり、昔からある言葉の「恋は盲目」とか「あばたもえくぼ」状態になりがちね。あとで失望することが多いんだけど。
バイデン親子の場合は父親がAscと天王星がオポジションでそもそもごく一般的で平穏な人生を送る人達とはまったく異なる、波乱万丈の人生を歩む傾向がある。そのAscに息子の海王星が合。父親にとって、このハンターバイデンという息子は息子でありながら何を考えているのか、目を離したら何をしているのかよく分からない存在。そして、わけのわからない物事を人生に持ち込んでくる。
父親は政治家になってさらには副大統領を経て大統領候補になるくらいの実力者でキレ者なんだから、そんな息子は「息子は息子で私とは別人格」としっかり切り離しておけば良かったと思うんだけど……。表向きは切り離してても、親子だから当たり前かもだけど裏ではがっつり組んでたわけよね。他の相手や物事なら冷静に対象できるのに、大事な判断を誤ってしまうのも海王星効果。
さらには、息子の射手座0度の海王星は父親の乙女座0度のドラゴンヘッドとスクエア。これは選挙に出るような立場の父親にとっては苦しい相性。政治家にとってのドラゴンヘッドは人脈でもあり支援者でもあり有権者でもあり。それが海王星の持ち込むわけのわからない、手に負えない問題で損なわれてしまう。
2020年10月末の時点ではまだ、父親のジョー・バイデンを大統領候補として支援する人達もいるけど、これは父親バイデンの運勢次第では本当に親しい人達も去っていくかもしれないわ。
続く。
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