離乳食も完了期になると、食べる物は固形になり、調味料の調整なども難しくなってきます。
アレルギーがあると、食べられるものも限られてきますし、レパートリーを増やすのもなかなか難しい…。同じものをローテーションするにしても、もう少し効率よく出来ないものかなと頭を悩ませたこと、ありませんか?
そこで今回は、離乳食完了期から幼児食にかけての悩みを解決に導けるかもしれない、おすすめグッズや、ローテーションのコツをご紹介したいと思います。
基本の『おむすび』の難しさ
完了期や幼児食となれば、掴み食べはもう出来るころかと思います。
パンケーキやお好み焼き、お野菜などいろいろなものを食べやすいサイズに切って与え、自分で食べられるように工夫しているかと思います。
おかずは日によって変わりますが、ほぼ毎日食べるのが主食。ご飯です。パンやおうどんなども食べますが、一日に一度もご飯を食べない日はなかなかないのではないでしょうか。
しかし、乳児や幼児の口のサイズに合わせたおむすびを握るのはなかなか難しいもの。そこで我が家では、おにぎらずを作っています!
手巻き寿司用のカットがされた大きめの焼きのりに、白ご飯をのせてまんべんなく広げます。そして、その上にもう一枚海苔をのせてご飯を挟みます。
最後にお子さんに合わせた大きさにカットすれば完成の楽ちんレシピ!ご飯と一緒にツナなどをのせても楽しいです。
カットは、包丁よりもキッチンばさみのほうがきれいに切れますよ!
おむすび作りに便利なグッズも!
少し汚い話(お食事中の方は注意!)ですが、上記で紹介したおにぎらずを毎日あげていると、海苔のせいかうんちが真っ黒になりました。これは我が子に限った話かもしれませんが…。
たまには海苔無しでおむすびを作りたい!ということでこんなグッズもあります。
100均グッズなのですが、ミニサイズの俵型おむすびが簡単に作れる優れものです。
作り方は簡単!3つの穴がありますが、この穴にご飯を適量詰め、蓋をしてシャカシャカ振るだけ!一度に3つおむすびが出来るので楽ちんです。
まだ我が子にはこの俵型おむすびは少し大きいのですが、ご飯を少なめに詰めればもっと小さいサイズの、まんまるのおむすびが出来ます!まぜこみの素を混ぜたもので作ったり、出来たおむすびにふりかけをかければバリエーションも増えていいですね!
調味料が心配…
完了期になったとはいえ、まだまだ薄味のままの食事。なにを使っていいのかもよくわからないし…。という方におすすめなのが、『一歳からのシリーズ』の調味料です。これは有名なので紹介するまでもないかなと思ったのですが、私がどのように使っているかをご紹介します。
まず基本の、記載通りの活用法です。ケチャップはチキンライスやケチャップ煮に、お好みソースはお好み焼きや焼きそばに、ハンバーグソースはハンバーグに、マヨネーズはお野菜につけたりというオーソドックスな使い方。
それから、ちょっとイレギュラーな使い方もします。例えば、ハンバーグですが、大人のハンバーグは、上からかけるソースの他に、下味をつけるかと思います。また、卵や牛乳に浸したパンなどをつなぎに入れたりしますよね。しかし、卵や牛乳のアレルギーをもつお子さんの場合は、これが出来ません。
なので、この下味とつなぎの要領で、一歳からのシリーズのノンエッグマヨをちょびっとだけ入れます。あくまで下味なので入れすぎてはだめです。また、入れすぎるとべちゃべちゃになって成形も難しくなるのでおすすめしません。
このちょびっとで、肉汁的な役目も果たしてくれるため、ジューシーなハンバーグに仕上がりますよ!他にも、卵アレルギーではないお子さんなら、オムライスが出来ますが、オムライスのケチャップに飽きたらハンバーグソースをかけるのもおすすめ!デミグラスソース仕立てなので、ちょっと大人なオムライスに早変わりです!
困ったら肉じゃがローテーション!
これは、大人でもよくするローテーションだと私は思っているのですが(私がずぼらなだけ?)、肉じゃがはルーを加えればカレーやシチュー、ハヤシライスなどに変身する万能料理です。
困った時のために、空き時間に『肉じゃがミックス』を作っておくと、とっても重宝します。
にんじん、じゃがいも、たまねぎ、お肉(牛豚鶏、どれでも可)を子どもの一口サイズに切って、お出汁で茹でて、小分けして冷凍するだけの簡単下ごしらえ!使う時は解凍して、お醤油などで味を調えて与えれば肉じゃが、ルーを加えればカレーやシチュー、ハヤシライスに大変身!
グリーンピースやコーンを入れるとさらにお野菜が摂れる上に、色彩バランスもよくなります。お肉はミンチでも可!