妊娠中の食事、身近なところに潜んでいる危険に気を付けて!

妊娠中の食事、身近なところに潜んでいる危険に気を付けて!

妊娠すると赤ちゃんのために栄養のあるものをたくさん食べなきゃと考えるのはとても良いことですが、いつも食べていたものが実は赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。
妊娠初期は特に不安定な時期なので、知らない内に口にしていたらと考えると不安ですよね。食べるとこんな影響があるというのを知ると、より赤ちゃんと生きてる実感が湧きますよ。

お腹の中で暮らす赤ちゃんのために確認しておきましょう。

生の魚介類にいる寄生虫アニサキス

生の魚介類にはアニサキスという寄生虫が潜んでいる可能性があります。このアニサキスは-20度で24時間冷凍処理を施してから解凍すると感染力を失いますが、一般家庭の冷凍庫では死滅しないので自宅での処理はしない方がいいでしょう。
妊婦さんが寄生虫のアニサキスから感染するアニサキス症になると、赤ちゃんが水頭症、大頭症などの奇形になる可能性があります。
注意すべき食材はサバ、アジ、イワシ、イカなどです。珍しい魚ではないので、お寿司などを食べるときに気にせず口に運んでいる可能性があります。火を通しているもの、缶詰など加熱処理加工されているものは大丈夫ですが、外での食事はもちろん自宅でも食べるときは避けておきましょう。

お肉はしっかりと火を通してから!

生肉からはトキソプラズマという寄生虫が潜んでいる可能性があります。このトキソプラズマに妊婦さんが初めてかかると、胎盤を通じて赤ちゃんが先天性トキソプラズマ症という感染症になり、早産や流産、脳や目に障がいを引き起こす可能性があります。
妊娠前にトキソプラズマにかかった人は体の中に抗体ができているので、赤ちゃんに感染することはありません。トキソプラズマは生肉からだけではなく、猫の糞から感染することもあるので、産婦人科にて検査してみてもいいかも知れません。
注意すべき食材は生で食べるたたきやユッケなどはもちろん、表面に火が通っていても、レアステーキ、ローストビーフなどは避けましょう。お肉を食べるときはしっかりと中まで火を通して食べるようにして下さい。

チーズや生ハムにも気を付けて!

一部のチーズや生ハムなどの非加熱加工食品には食中毒菌を含むリステリア菌がいるリスクがあります。リステリア菌が胎盤を通じて赤ちゃんにリステリア症として感染すると流産、死産を引き起こす原因になります。
妊婦さんに感染した場合、風邪のような症状なので気付きにくいかも知れません。症状が出るまで3週間という長い潜伏期間があるので、風邪などで診察を受ける際、心当たりがある場合は必ず言うようにしましょう。
注意すべき食材は生ハム、スモークサーモンなどです。カマンベールや青カビのあるブルーチーズも非加熱加工食品ですが、加熱処理をすれば大丈夫です。

ビタミンAを多く含むものも注意

妊娠するとビタミンAを余り摂取しないようにというのは聞いたことないでしょうか。妊娠中にビタミンAを過剰に摂取すると、副作用として赤ちゃんが奇形になる可能性があるからです。ですが、このビタミンAには動物性と植物性の二種類があります。注意喚起がされているのは動物性のビタミンAの方で、植物性のビタミンAは問題ありません。
植物性のビタミンAはにんじん、モロヘイヤなどの緑黄色野菜で、これらは妊娠前と変わらず食べても大丈夫ですよ。
注意すべき食材は含有量で危険水準とされているうなぎ、レバーなどです。

妊娠前とは違うことを忘れずに

赤ちゃんは妊婦さんが食べているもので毎日成長していきます。妊娠初期はつわりなどで食べることが難しいときもあるでしょう。そんなとき、赤ちゃんは妊婦さんの中に蓄えられた栄養から成長していっているのはご存知ですか。
その栄養も妊婦さんが食べたもので作られているので、身近に潜んでいる危険には気を付けながら食事を楽しんで下さい。

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