妊娠中のつらい足のむくみの原因とその解消法は?

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妊娠中、気付いたら足が太くなっていると落ち込んだ妊婦さん、それは太ったのではなく、むくみかも知れません。
顔、手にもむくみは起こりますが、妊娠中のむくみは主に足に出ることが多いです。むくんでいると思う場所を指で押してみましょう。戻りが遅ければ、むくんでいる証拠です。
むくみは妊娠中だけに起こるものではありません。産後の急激なホルモンバランスの乱れからくるむくみは体の回復とともに治まっていきますが、育児での睡眠不足、疲労、塩分の摂り過ぎが原因で再発することもあります。

妊娠中に解消法を覚えておけば、産後もスムーズに対応できますよ。

妊娠中の足のむくみ…、何故起こる?

むくみとは血液中の水分バランスが何らかの原因で崩れ、水分が溜まってしまうことで起きます。

妊娠中は赤ちゃんがお腹の中にいる分、普段よりも体内の水分量が上がっている状態です。
血液は赤ちゃんに栄養を送ったり、子宮を大きくしたりなど重要な役割を持っています。
血液中の水分が増えることで循環が良くなりますが、血行が悪いと滞ります。滞った水分が溜まっている部分がむくみとして体に出てくるのです。

妊娠中期から妊婦さんのお腹は徐々に大きくなり、ウエストは100センチ近くになることも珍しくありません。お腹の中では赤ちゃんが毎日少しずつ成長して、妊婦さんの体重は妊娠前と比べると平均で8㎏~10㎏も増加します。
大きくなった子宮に血管が圧迫され、下半身の血行が悪くなったことで、足のむくみが起こりやすくなっているのです。

つらい足のむくみの解消法は?

お腹が大きくなると動くのも億劫になりがちですが、そんな時でもできることはあります。
先ずは同じ体勢を長時間続けないことを意識することが大事です。
足のむくみは立ち仕事やデスクワークの方にできやすい症状なのですが、長時間立ったままの状態や座ったままの状態が続くことにより血液が重力に従って下に流れていくからで、その時に水分も溜まっていきます。

お風呂の時は湯船に浸かり、足を温めるようにしましょう。その後に温まった足をマッサージできれば、尚良いです。
寝るときは着圧ソックスを履いたり、横になるときは足を少し高くするようにすると、血行を良くしてくれます。

妊娠中と同様、食事からの塩分の摂り過ぎには注意しながら、日常の水分摂取には利尿作用のある麦茶やルイボスティーなどを飲むと、溜まった水分の排出を促してくれるのでおすすめです。

足のむくみは病気のサイン?

妊娠中期の12週から産婦人科ではむくみの有無を調べられます。
血圧が高かったり、尿蛋白の数値に異常がなければ問題はないですが、むくみは妊娠中毒症と言われていた時代には必須の診断項目でした。
現在は妊娠高血圧症候群と名前を改めて診断基準からは外れましたが、自覚できる「むくみ」は体の異常を知らせるサインです。
妊婦検診では毎回血圧測定、体重測定、検尿をしますよね。妊娠中は血圧が低くなるといわれていますが、これはホルモンバランスの影響で起こる生理的な現象で、妊婦さんの中には逆に血圧が高くなる人もいます。

妊娠高血圧症候群とは、妊娠前は正常値だった血圧が、妊娠20週以降初めて高血圧だった場合に診断される病気です。
早産の確率は2倍に上がり、重症になると子癇発作(けいれんと意識障害)や脳出血を引き起こすことも。妊娠高血圧症候群と診断されるのは妊婦全体の3~4%と少ない数字に見えますが、誰にでも起こる可能性のある病気です。

この病気の怖いところは初期に自覚症状がないところで、私たちにできることは『ただの足のむくみだから』と油断せず、医師へ体の変化を伝えてよく相談の上、妊婦検診をきちんと受けることです。

マイナートラブルの多い妊娠生活

足のむくみは妊娠中に起こる多くのマイナートラブルの中のひとつです。
それでも、こんな足じゃなかったのに…、と見ているだけで憂鬱になりますよね。

様々な体の不調に悩まされることも多いですが、お腹の中の赤ちゃんと生きている証と思いながら妊娠生活を送りましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

ぽんず

東京在住の一児の母、初めてだらけの日常を旦那と猫と楽しく暮らしてます。記事は主に育児のこと、医療のこと、猫との暮らしを書いていければと思っています。