これは男女が逆でも同じだ。君だって、出逢ったばかりの男性からあまりにも早く「好き、好き」と言われると、「この人は、自分のいったい何を好きになったんだ?」と、疑わしく思えるものではないだろうか。
そして、女性はほとんどの場合「このチャラ男、女を見れば毎回同じこと言ってるんだろうな。どうせ、体が目当てなんでしょ?」という結論に達するだろう。(*ただし、イケメンは除く。相手が好みのストライクゾーンにハマるイケメンだったら、一目惚れされたら「運命」と思うよね)
男の場合、その傾向が女性以上に顕著だ。進歩的と言いつつ、男女平等を謳いつつ、実際は自分から動くのが面倒な男以外の男、つまりは恋する女性のほとんどが望むであろう能動的で頼り甲斐のある男ほど、女性からのアプローチを好まない。
それも、長年一緒にいて、男性側に女性を助けたり感謝されたりする機会が何度もあって、好意を伝えられたら「なるほど、彼女は俺のこれまでの行いに助けられて俺に感謝していて、それが好意になったのだな」と合点がいく。