休みを利用して【芦屋道顕】拾った霊や魔物から逃れる(2)確実な呪術【霊的護身術】

休みを利用して【芦屋道顕】拾った霊や魔物から逃れる(2)確実な呪術【霊的護身術】

その3方位で家から最低でも120km離れた場所に行き、丸一日過ごす。(と言うても、8時間の滞在ができれば大丈夫じゃ。日帰りでなんとかなるであろう)訪れるだけでなく、以下のうち1日あたり1つ行うのじゃ。

・美容室で髪を切る
・温泉や銭湯に入る
・マッサージを受ける

これらはどれも、己の身体の一部、エネルギーを一部置いてくる行動じゃ。すると、憑いていった魔物はその場でしばらく「まだ、あの人間はここにいる」と思い、足止めを食らう。

美容室で髪を切る場合は毛先を整える程度ではなく10cmは切りたいものじゃ。

美容室で厄落とし

温泉や銭湯ではしっかりと汗をかくこと。マッサージは背中と首を入念にしてもらうと、悪しきものが外れやすくなり、戻りにくくもなる。

3回とも、3方位とも同じ行動……短期間で3度も美容室に行くのは髪が短くなり過ぎるが「髪を切る」のは強力な厄落としになるゆえ、3回とも温泉でもマッサージよりは、1度は美容室がよいぞ。なおかつ、ふだんの行きつけの店と同じグループなどではなく、まったく関係のない店を選ぶとよいな。

さらに、これは見知らぬ土地でゴミを増やすなと昨今では批判されてしまうやもしれぬが、温泉や銭湯に入る場合は着ていった古い下着は紙袋などに入れて捨て、新しい下着を身に着けて戻ってくると尚、魔物の追跡を免れられるぞよ。

よほどしつこい何者かに憑かれ、ずっと不調ならば日帰り旅行気分でお試しあれ。

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