コーヒーの効果とは?インスタントコーヒーや緑茶コーヒーの効果も

コーヒーの効果とは?インスタントコーヒーや緑茶コーヒーの効果も

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コーヒーと言えば有名なのが、カフェインによる眠気を覚ましてくれる効果。でも、実はコーヒーの効果はそれだけではありません!ここでは、ダイエットや美肌、リラックス効果など、様々なコーヒーの効果について、ご紹介します。

コーヒーの効果とは?

コーヒーにはどんな効果があるのでしょうか?早速、調べてみました。

コーヒーの効果とは?

コーヒーの効果①眠気を覚ます

コーヒーと言えば、一番有名なのがカフェインによる覚醒作用。頭をすっきりさせて集中力を高める効果があるため、コーヒーは眠気を覚ますのに適した飲み物だとされています。コーヒーで眠気を覚ましたい場合、最適なのがブラック。

ミルクを入れてしまうと、牛乳に含まれる成分が体内でメラトニンという睡眠を促進する成分に変化し、コーヒーの覚醒作用が薄まるため、眠気覚ましとしての効果は薄くなります。その点、ホットのブラックコーヒーはアイスコーヒーに比べてカフェインの含有量が多く、アイスコーヒーを飲んだ場合のような胃腸への負担も少ないのでおすすめですよ。

コーヒーの効果②脂肪の代謝を高める

コーヒーはダイエットにいい、というのもよく聞く話ですよね。実際、カフェインには脂肪細胞に作用して、脂肪を分解する消化酵素を活性化させる働きがあると言われています。また、コーヒーには食欲の抑制や脂肪の燃焼に関わる交感神経の働きを促進する作用があり、脂肪の代謝を高めることが明らかになっています。

ダイエットのためにコーヒーを飲む場合は、カロリーの高い牛乳や砂糖を入れずにブラックコーヒーとして飲む他、食欲を刺激しないよう、寝る前に飲むのを避けるなど、飲み方にも気を付けるとさらに効果が増すでしょう。

コーヒーの効果とは?-2

コーヒーの効果③美肌になれる

コーヒーには、女性に嬉しい美肌効果もあると言われています。それが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸。クロロゲン酸には、シミを防ぐ美肌効果がある他、肌荒れやニキビを抑えてくれる殺菌効果などがあり、美肌を目指す方に嬉しい成分となっています。

ただし、コーヒーに入っているカフェインにはメラニンの拡散作用があり、シミの原因になると考えられています。そのため、美肌のためにコーヒーを飲みたい方は、「デカフェ」とも呼ばれるカフェインレスのコーヒーがおすすめ。カフェインレスのコーヒーにもクロロゲン酸は含まれていますので、カフェインの影響を心配せず、安心してコーヒーを楽しむことができますよ。

コーヒーの効果④リラックスできる

コーヒーの効果とは?-3

コーヒーの香りには、リラックス効果があることも証明されています。コーヒーの香りを嗅ぐと、右脳からアルファ波が出てリラックスできるため、ストレスを感じている時は積極的にコーヒーの香りを楽しむようにしてコーヒーを飲むと良いでしょう。

また、コーヒーに含まれるカフェインにもリラックス効果が認められています。通常、ストレスを受けると脳内に大量の神経伝達物質が放出されます。しかし、コーヒーを与えられたラットによるストレス反応は大幅に減少したそうです。仕事中にコーヒーを飲むことは、ストレスの解消のためにも理にかなっていると言えるでしょう。

コーヒーの効果⑤心臓病や脳卒中、呼吸器疾患の死亡リスクを低下

国立ガン研究センターのコホート研究によると、習慣的にコーヒーを飲む人は、コーヒーをほとんど飲まない人に比べ、心臓病や脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという研究結果が報告されました。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸には血糖値を改善し、血圧を調整する働きがある他、抗炎症作用も確認されています。また、カフェインにも血管内皮の機能を改善する効果があり、これらの相乗効果によって心臓病や脳卒中、呼吸器疾患の死亡リスクが低下しているのだろうと考えられています。

 

 

インスタントコーヒーでも効果はある!?

おいしいコーヒーと言えば、丁寧に淹れたドリップコーヒーを思い浮かべるものですが、忙しい日などは手軽なインスタントコーヒーが便利ですよね。けれど、インスタントコーヒーはドリップコーヒーに比べて風味も落ちるし、健康にも良くなさそうなイメージがあります。では、インスタントコーヒーにも飲むことで効果はあるのでしょうか。

インスタントコーヒーでも効果はある!?

インスタントコーヒーとは、ドリップされたコーヒーを乾燥させて粉末状や顆粒状にしたものです。一度ドリップしたものを乾燥させるため、ドリップコーヒーに比べると風味は落ちますが、実際の成分はあまり変わりません。そのため、コーヒーとしての効果の差はあまりないと言われています。健康に悪そうだから、という理由でインスタントコーヒーを避けていた方も、これなら安心してインスタントコーヒーを飲むことができそうですね。

緑茶コーヒーで効果的にダイエットできるって本当!?

「緑茶コーヒーダイエット」というダイエット法を聞いたことがありますか?実は、緑茶とコーヒーはそれぞれにダイエット効果が認められている、ダイエットに最適な飲み物だそう。たしかに、緑茶はカロリーがゼロですし、カテキンによる脂肪燃焼効果も知られています。そして、コーヒーにも前に述べた通り、ダイエット効果がありました。

緑茶コーヒーで効果的にダイエットできるって本当!?

緑茶コーヒーダイエットの方法

この「緑茶とコーヒー」でダイエットをする方法はというと、とっても簡単!同じ量の緑茶とブラックコーヒーを用意して、それを混ぜて飲むだけです。これなら簡単ですから、すぐに始められますね。緑茶コーヒーを飲むタイミングとしては、1日3回、食事前に飲むのが有効とのこと。

緑茶コーヒーのダイエット効果

緑茶とコーヒーには、カフェインやクロロゲン酸、テアニン、カテキンなど、ダイエットに良い効果がたくさん!緑茶とコーヒーを混ぜて飲むことによって、緑茶とコーヒー、それぞれのダイエット効果を一度に取り入れられるため、ダイエットに最適なのです。

緑茶コーヒーの味って?

緑茶とブラックコーヒーを混ぜたりしたらまずいんじゃ。。と思うかもしれませんが、そんなことはありません。実際に飲んでみたという口コミでも、ブラックコーヒーの苦味が薄れてさっぱりと飲みやすい、という声が多いのです。特に、ブラックコーヒーが苦手な方だと飲みやすいと感じるようです。

緑茶コーヒーで効果的にダイエットできるって本当!?-2

緑茶コーヒーでダイエットをする場合、気を付けていただきたいのが飲み過ぎること。緑茶とコーヒー、それぞれにカフェインが含まれていますから、1日5杯以上の飲み過ぎには要注意。カフェインにはデメリットもあることを忘れずに、「1日にコップ3杯程度」の量を超えないようにして下さいね。

コーヒーの効果を引き出すために最適な量はどのくらい?

コーヒーが体に良いことはわかりましたが、それではどのくらいの量を毎日飲めばいいのでしょうか。少な過ぎたら効果がなさそうだし、飲みすぎも良くなさそうですよね。そこで一日に飲むコーヒーの適切な量を調べてみたところ、おすすめなのは3~4杯程度、ということがわかりました。

コーヒーの効果を引き出すために最適な量はどのくらい?

では、なぜ「3~4杯程度」の量がいいのでしょうか。コホート研究によって1日に飲むコーヒーの量を調べたところ、「1日3~4杯」と答えたグループは、「ほとんど飲まない」と答えたグループに比べ、心疾患では36%、脳血管疾患では43%、呼吸器疾患では40%それぞれ低下したことがわかっています。健康のためにコーヒーを取り入れたい方は、「1日3~4杯」の量を守って毎日コーヒーを飲んでみると良いでしょう。

もっと知りたい!コーヒーのデメリットって!?

最近の研究によって、様々な健康効果があることがわかったコーヒー。でも実は、そんなコーヒーにもデメリットが存在します。では、そのデメリットとはどんなものでしょうか。

もっと知りたい!コーヒーのデメリットって!?

コーヒーのデメリット①夜に飲むと不眠になりやすい

前述の通り、コーヒーには覚醒作用があります。そのため、夜寝る前に飲んでしまうと眠くならず、不眠になってしまう可能性があります。睡眠への影響を避けたい方は、寝る4時間前以内はコーヒーを飲まないようにするのが良いでしょう。

コーヒーのデメリット②貧血になる可能性

コーヒーをよく飲んでいると、貧血になりやすいと言われています。これは、コーヒーに含まれる「タンニン」という成分と鉄分が結合して、体内への吸収を妨げてしまうから。コーヒーが好きだけれど貧血気味、という方は食事中や食後のコーヒーを控えるとともに、肉類やサプリなどで積極的に鉄分を摂るようにするのが効果的です。なお、タンニンは緑茶や紅茶にも含まれていますので、ご注意くださいね。

コーヒーのデメリット③乳幼児や妊婦への悪影響

乳幼児はコーヒーに含まれるカフェインの代謝速度が大人より遅く、脳の「前頭前野」の発育に影響を与える可能性が指摘されています。また、妊婦がカフェインを摂取した場合胎盤でブロックされることなく胎児まで届き、流産や胎児に障害を与える可能性があると言われています。妊婦や乳幼児は、デカフェや麦茶などのカフェインレス飲料を飲むようにすると安心ですよ。

コーヒーは、もともと食用だった!?

現在、世界中で親しまれ、飲まれているコーヒー。そんなコーヒーの起源には諸説ありますが、エチオピアでは古くからコーヒーの木の果実の種子が「ボン」と呼ばれ、煮豆として食用にされていました。その後、ボンはアラビア半島に伝わり、コーヒー豆から抽出した煮汁が飲料として知られるようになりました。このコーヒーを煮だした飲み物が、コーヒーの原型になったと言われています。

コーヒーは、もともと食用だった!?

13世紀になるとコーヒー豆は焙煎されるようになり、広くイスラム世界で親しまれるようになりました。そしてトルコやインド、ヨーロッパへと伝播し、現在でも世界中の人々に愛飲される飲み物となっています。

最後に

今回はコーヒーの効果についてご紹介してきました。世界中の人々に愛飲されているコーヒーが、眠気やダイエットに効くだけでなく、心臓病や脳卒中まで予防してくれるとは驚きでしたね。コーヒーには多少のデメリットもありますが、飲む時間帯や量に注意すれば大丈夫。今までコーヒーをあまり飲んでいなかった方も、ぜひこの機会にコーヒーを飲む生活を取り入れてみてくださいね。

 

 

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