彼氏や旦那さんが、褒めても喜ばなかったり、君の言うことに常に否定で返すとしても、なんだかんだで「でも、付き合ってる=自分を好き」という公式が一応成立するから、単に自尊心が低くて皮肉屋なんだと結論付けることも可能だ。
だけど、もし「片想いの彼」が、君の言うことに否定的だとしたら、これはその原因を探ってみたほうがいいと思う。場合によっては、早めに諦めたほうがいい、その一番分かりやすいサインのこともある。
今回はまず、その話をしていこう。
■褒めても喜ばない「片想いの彼」が思っていること
あらゆる恋愛テクニックに共通して、もちろん僕も提唱していることでもあるけれど「好かれたかったら、相手を褒める」がある。特に、男性はとりあえず褒めておけ、否定するな、彼を認めて彼に自信を持たせよう、それを続ければ必ず心を掴める……。細部は異なるけれど、古今東西の女性向けの恋愛指南書にはそんなふうに書いてある。
でも、褒めてはいけないポイントも実はある。僕のコラムも含めて、これまで恋活も婚活もある程度してきた女性達には常識かもしれないけれど、初見の人もいるかもしれないから、一応挙げておくね。
1. イケメンでいかにもモテる彼の外見を褒める
これは、残念ながら相手の容姿について口にした途端に、よほどの美女以外は「ああ、この女も同じだ。ミーハーだ」と思われて、恋人候補から外されてしまう。好感を持たれても「ファン」止まりになる。