就職に失敗した!でも大丈夫。就職失敗がプラスになる4つのこと

就職に失敗した!でも大丈夫。就職失敗がプラスになる4つのこと

みなさんは、いま現在の仕事や会社での生活に満足しているでしょうか?入社当時は「私の居場所は絶対にここだ!」という強い思いで選んだ環境だと思います。けれど、いざ就職して仕事をしてみると「あれ、もしかしてここは私には向いてないのかもしれない」ということに気がつくことがあるかもしれません。そのことに気がつくと、「ああ、就職に失敗したんだ…」と何とも言えない絶望感を味わう瞬間があるかもしれません。

けれど、まずは「今、私はこの環境にいることが自分自身には合っていないことに気がついた」自分を褒めてあげましょう。そして何より、就職に失敗したからこそ学ぶことができたことも数多くあるはずです。

そこで今回は、就職を失敗したおかげで知れるプラスのことをシェアします。

1:自分の出来る仕事、出来ない仕事が明確になる

まず、就職に失敗したおかげで、自分自身ができることとできないことが明確になります。
就活の段階では、「バリバリと働くキャリアウーマンになりたいし、私にはここしかない!」という気持ちで大企業への入社を決めた。
けれど、いざ入社してみると想像以上の激務で心身ともに疲れ切ってしまったり、仕事中もミスが絶えず凹んでばかりだったり。

けれど、そういう時にあなた自身を苦しめてしまっているのは、「私にはここしかない!」「私の居場所はここ!」という、自分自身への過度な期待ではないでしょうか。
すべてのことに対して言えますが、物事を始める前はさまざまな状況を想定して、心身ともに準備万端な状態でスタートを切ることができます。
けれど、いざスタートしてみると予想のつかないようなハプニングがどうしても起こってしまいます。
そのため、物事が思うように進まないことやうまくいかないことだってあるのです。

そのような事態に直面した時に、「これは自分自身で対処できること」「いや、これは私の専門外だから助けを求めよう」といった線引きが自分の中にできていると、自分自身のことを必要以上に責めることがなくなります。
また、周囲の人間や環境のせいにすることもなくなっていくはずです。

就職に失敗したおかげで、自分自身にどんな仕事が出来るのか?出来ない事は何か?が分かるようになったはずです。

2:うまくいかなかった経験から、自己分析出来るようになる

友達との関係がうまくいかなくなったり、彼氏と別れたりした時。初めの頃は深い悲しみを味わうかもしれませんが、やがて時間が経つと「この経験があったおかげで私は変わることができた」と感謝できるようになるかもしれません。
そう、私たちは何か壁にぶつかったり失敗したりした時にこそ自分自身のことをより理解してあげられるようになるのです。
自分の選択肢や行動のすべてをきちんと自分で責任をとる、思うような結果が出ない時には、「なぜ、うまくいかないのか」を自分なりに分析する。また、その原因についても考えるようにする。
そして、自分自身のことをきちんと理解できるようになれば、自分にとってベストな選択ができるようになるのです。私たちは失敗した数だけ、自分自身を大きくしてくれるチャンスを手に入れることができます。

就職や仕事ももちろん同じ。会社でうまくいかないことがあった時、「会社選びを失敗した」と思うことがあるかもしれません。その時、なぜこの会社が合わないのか?なぜ仕事がうまくいかないのか?を考えるでしょう。
その経験から、正しい自己分析ができるようになるのです。

3:今やるべきことは何か?優先事項がわかるようになる

私たちは、大きな失敗をしてしまうことによって、「私が今しなくてはいけないことは何か」を明確にする慎重さや注意深さの大切さを知ることができます。
つまり、いま自分自身が行っていることに完全に集中できていない場合、それは注意深さや慎重さに欠けてしまっているということ。

ただ、1つのことに執着しすぎてしまうと、失敗した時に大きな挫折を味わうことがあるので注意が必要です。自分にあたえられた一瞬一瞬をしっかり生きることに本気になると、地に足がつくようになります。そしてもし、何か思い通りに物事が運ばなかったとしても、その度に自分自身の考えや気持ちにブレてしまうことを防ぐこともできるのです。

就職も同じ。就職を失敗したと感じている人は、就活のときに、自分の優先事項は何か?やるべきことは何か?がブレてしまっていた可能性があるでしょう。
1度失敗したことで、今自分がやるべきことは何なのか、就職において最優先に考えるきことは何なのか?がわかるようになります。

4:「どんな事にも意味がある」と思えるようになる

「就職にいいから」と、言われるがままに簿記の勉強をしてみたけれど、結局のところ試験は何度受けても不合格……。といったように、どれだけ多くの時間やお金を投資したところで、思うように結果を出せなかったということがあるかもしれません。

結果が出ないことは確かに残念なことかもしれません。けれど、たくさんの時間とお金を投じたことで、これまでまったく知らなかった知識や情報を手に入れることができたかもしれません。もしくは、自分では思いもよらない場面で知識が活きてくることだってあるかもしれません。

たとえ思い通りに結果を出すことができなかったとしても、それまでの時間の中での人との出会いや経験、自身の成長が無駄だったとは言えないはずです。そう、(結果はどうあれ)経験の中でたったひとつでも何か学ぶことがあったならば、その経験はあなたの財産となるはずです。

昔から「何事にも意味はある」という言葉がよく言われているように、失敗したからこそ進んだ道が素晴らしい経験になったことがきっと1つや2つはあるはずです。もし、あなたが「この選択は失敗だったな」と、感じていた場合。その悲しみや葛藤の先に、必ず素晴らしい景色が待っているはずですよ。

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