幸せホルモン「オキシトシン」に隠された効果って?

皆さんは、「オキシトシン」というホルモンの名前を聞いたことがあるでしょうか? オキシトシンとは、出産や産後に母親が母乳を分泌する際、必要不可欠なホルモンのひとつのことを指します。しかし、そのほかにも「幸せホルモン」「ラブホルモン」と呼ばれることもある、オキシトシン。そんなオキシトシンにはどのような働きや効果があるのでしょうか。そこで今回は、あなたの周囲の人間関係を良くしてくれる効果が期待できるというオキシトシンについて、詳しくご紹介します。

「オキシトシン」って?

オキシトシンとは、脳内で合成・分泌されるホルモンのこと。筋肉の収縮をサポートする働きや、中枢神経内での神経伝達物質としての働きを持っています。また、先ほど述べたように、出産時に子宮を収縮させることで分娩を促進させたり、母親の母乳の分泌を促したりする働きもあります。

このことから、オキシトシンは女性特有のホルモンであると考えられてきました。しかし、近年の研究によって、オキシトシンは男性の体内にも存在することが解明されています。

オキシトシンの効果5つ

大好きなペットを撫でているとき、もしくはパートナーにやさしく髪を撫でられているとき。そのようなときに、なんともいえない幸福感が沸き上がるような経験はあるという方は多いのではないでしょうか。

これこそが、近年解明されたオキシトシンの効果のひとつなのです。ただし、オキシトシンの働きはひとつだけではありません。オキシトシンには、さまざまな感情を刺激しつつ、リラックスした気持ちをゆるやかに増幅させる働きがあります。ここでは、オキシトシンの具体的な効果についてシェアします。

1:安心感と心地よさで満たされる

オキシトシンには、自律神経を整えて安心感と心地良さを促す効果があります。また、オキシトシンが分泌されると痛みに対する耐性も増加し、精神的ストレスも緩和されていくのです。

2:優しくなれる

オキシトシンは接している相手への親近感を抱かせる作用があります。怒り・悲しみといった強い感情を和らげ、家族や友人、そしてパートナーなどとの信頼関係を深めることにも効果があるとされています。

また、親近感を互いにおぼえることができるようになると、コミュニケーションもぐっとスムーズになるもの。オキシトシンが十分に分泌されている状態では、そのような対応をできる関係の範囲がぐっと広がっていきます。

3:異性との親しくなりやすくなる

周囲の人たちと自信を持って笑顔で接することができるようになると、あなたの姿は男女問わず、魅力的に映るようになっていきます。あなたが社交的になればなるほど、出会いや急接近のチャンスも自然と多くなることでしょう。

4:血圧上昇を抑え、心臓の機能向上

オキシトシンには、心拍数を抑えて、血圧の急激な上昇を防ぐ効果があるとされています。血圧の低下や心拍数の減少によって、ストレスホルモンは次第に減少していきます。オキシトシンは心臓機能を高め、その上で体内からリラックスさせてくれるのです。

5:睡眠を促し、質のよい眠りをもたらす

オキシトシンには入眠作用もあるとされているそう。そのためオキシトシンには自律神経を整え、適度な眠気を促してくれれます。心身ともにリラックスした状態で入眠することができるため、質のよい睡眠が期待できます。

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