ま、そんなこんなで、世の中から見たら「私、こういうところがあるからパートナーに選ばれない」と思いがちな欠点とか弱点とか癖とか生まれつきの体質とかが「気にならない」人もいるし、それどころかそれを求めてる人もいたりする。
大事なことだから2度言うけど、今回取り上げる男性がそうというわけじゃないけど、でも世の中には本当に人と異なる選択をできる人がいるわけね。
ちなみに、今回取り上げる男性はもしかするとそういう人と異なる選択ができる気質なうえに、たとえ好みじゃない女性からでも、何度もアタックされてるうちに「こんなに自分を好いてくれるなんて」と、その女性の「熱意」に絆される「情が深い」タイプなのかもしれない、ということで。
■とある「何度もアタックされて」障害のある女性と結婚した男性の出生図とその特徴
名前と生年月日は伏せて、N氏ってことで。出生時間は不明だからハウスシステムは無効、月の度数も考慮せず。
★牡牛座のキロンがホロスコープの鍵を握る
N氏は牡牛座25度にキロンがあって、それがほかの天体のほとんどとアスペクトを作ってるのね。特に蠍座23度の太陽含む蠍座ステリウムとオポジションで、マイナーアスペクトになるけど山羊座の火星リリスや、世代層になるけど天秤座の土星冥王星合ともアスペクトを取る。キロンの象意には精神的なトラウマや心の傷があるけど、個人天体と関わるとそれを乗り越えていく運命も表す。あと、キロンは肉体的なハンディを示すこともある。自分自身がそれを抱えていない場合は、パートナーがキロン的な存在=ハンディのある存在、でその大変さを一緒に乗り越えていく運命、でもあるわけね。
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