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iPS教授占い⑵トランジットのハードもリリスも怖いだけじゃない!
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⑴で取り上げたトランジットのアスペクトはミスティックレクタングルとキロン回帰とで努力の結果が出る時期として何の疑問も湧かないものだったのね。でも、同時にどうにもこうにも試練とか困難とか精神的に追い詰められるとか、そんな苦難期になりそうなアスペクトも出来てたのよ。
だから、これは今現在やこれから個人天体にトラサタやら火星やらリリスやらのハードアスペクトを迎えてヒィヒィ言ってる人達の励みになるか、ならなくても(泣)うだる暑さをしばし忘れるかき氷くらいになればなーと。
ってことで。
■意外!苦難期になりがちなハード・マレフィックのアスペクトでもノーベル賞受賞
前回の画像はさすがにごちゃごちゃだったから、今回はスッキリさせたわ。グランドクロスが2つね。
★教授のネイタル水星火星とトランジットの天王星・冥王星でグランドクロス
教授のネイタルの天秤座7度にある水星と蟹座8度にある火星と、ノーベル賞受賞日のトランジットの牡羊座6度の天王星と山羊座7度の冥王星とでグランドクロス。教授の火星は⑴で話したように、この時期にできていたミスティックレクタングルの一角でもあって、仕事の成果が素晴らしい形で出る時期でもあった。
★教授のネイタル太陽天王星冥王星合とトランジットリリス・海王星キロン合・火星ジュノーもグランドクロス
でも、当然だけどノーベル賞なんて受賞しちゃったらもうそれまでの賞とは違って世の中のあらゆる人に存在を知られて、一挙手一投足にとやかく言う人がワンサカ出てきて(アタシもこうやって勝手に興味持って占ってるし。汗)そもそも神経質でストレスにはめっぽう弱い乙女座の人の、守護星の水星がグランドクロスの一角になるなんて、強烈な試練期でもあったのね。
学術の世界でも、政治の世界並みにいろんなドロドロした部分はあるそうだから、受賞式当日にどうこう、じゃないけどもっと前からこの日のあとまで(天王星冥王星のアスペクトは期間が長いから)強大な権力やその界隈の派閥やらとも対峙してたかもしれないわね。
トランジットでトランスサタニアン(このときは火星と天王星・冥王星がスクエアとオポジョン)が個人天体に合やハードアスペクトになる時期は、それまでとそこからで人生が激変することが多いからどうしても怖いイメージがある。でも、この教授や、あともうちょい身近なところでは長年独身だった人が結婚したり子供ができたり、雇われだった人が独立開業したり。喜ばしい大転機になること、特に本人が無意識でも「私にできるのはここまで」「身の丈に合うのはこれくらい」と決めている自分の枠を突き抜ける、ブレイクスルーの時期になることも多いのよね。
★共同受賞のジョン・ガードン博士にとってはどんな時期?
ちなみに、2012年のノーベル生理学・医学賞はジョン・ガードン博士と共同受賞だったのよね。博士は1933年10月2日イギリス生まれで、受賞式の日の星回りはどうだったかというと。
博士のネイタル太陽リリスのスクエアにトランジットの天王星冥王星でグランドクロスができてたわ。さらに、博士の火星にはトランジットのドラゴンヘッドが合。これは仕事関係の節目で運命共同体的な人達との関わりを確認して次の段階へ進むか、決裂じゃなく「ミッション完了。これにて一件落着」で円満に解散するタイミング。ほかにもいろいろあるけど、やっぱりトランジットの天王星や冥王星のハードも決して怖いだけじゃなく、素晴らしい門出の時期にもなるんだわ。
続く。
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