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暴落（2）2020年3月9日NYダウ急落時：土星冥王星のサイクルのフィナーレ
これは（1）の続きね。
※西洋占星術を勉強している方向け。基本的な用語の解説はなく、イベント時のホロスコープの注目ポイントの説明です。
今一度、ホロスコープ↓
■2020年3月9日：NY株急落時のホロスコープ
2020年3月9日：現地時間09:35（日本時間22:35）
金星天王星合と、太陽海王星合オポ月の説明は（1）でしてるから、今回はその続きでまだ触れてなかったところ。
★山羊座土星冥王星合のフィナーレ・2001年8月からのサイクルの終わり
2つの運行速度の異なる天体が合してから次に合になるまでを1つのサイクルとして、まず合してから180度になるまでの期間を「上昇期」180度になってから次の合（360度）になるまでを「下降期」を呼ぶのね。で、言葉通り上昇期はその2つの天体が管轄する分野が盛り上がる。
下降期は盛り下がる。月のサイクルでも、新月（太陽月合）から満月（太陽月オポ）までは盛り上がって、満月から新月は沈静化していく。それと同じね。
土星と冥王星の合は33-36年サイクルで起きていて、半周つまりは合になってから180度になるまで/180度から次の合になるまではだいたい16-18年かかる。
ちなみに、直近で土星冥王星が合だったのは1982年頃。天秤座の土星冥王星合ね。そこからは冥王星は蠍座、射手座まで進んで、土星はどんどん先に進んで……。
2001年の8月初旬に、射手座冥王星と双子座土星でオポジションが形成された。
そして、この2020年1月11-13日に山羊座22度で土星冥王星合になって、この3月9日の時点では土星はすでに冥王星の度数を追い越して山羊座28度まで進んでいるけど、冥王星は山羊座24度でオーブは4度だから、まだ「合の圏内」なのよね。（合のオーブを何度まで取るかは占う人によって違うけど、だいたいは6度でアタシも6度を採用してるわ）
ということで、1982年の土星冥王星合から始まった新しい世界経済のサイクルは「上昇期」で景気も良くなる時期だった。実際、バブルもあったわよね。弾けはしたけど。
それが、2001年8月の土星冥王星オポジションで、そこからは「下降期」に転じた。（2001年は9月11日にあの9.11もあったわね）
そして、2020年1月の土星冥王星合をもって、1982年からの土星冥王星の1サイクルは終了。でも1月から今に至るまで「合」圏内だから「終わりの時」が続いてるわけよね。
そして3月22日に土星が水瓶座に移動したら土星冥王星の星座が異なるから完全な「合の解消」になる。7月にまた土星が逆行で山羊座に戻って、冥王星とオーブはあるけどまた合圏内になる。12月17日に土星が完全に水瓶座に移動するまで、まだまだ「終わりの時」が続くわけね。
ということで、3月22日から6月末までは次の「上昇期」の片鱗は見えるけど、年内は世界経済は厳しい状況が続くんじゃないかなと。
★3月9日の太陽海王星合オポ月を調停していた火星木星に注目
ただ、一つ注目したいのは3月9日の暴落時のホロスコープでは、太陽海王星合オポ月を、山羊座15度-21度の火星木星が調停してたこと。どの国も、今回レベルの暴落を経験するのはもう、初めてじゃないわよね。
だから、ある程度予測して備えていて、暴落したらこう動く、こうして国の経済回復をする、って手立ては用意しててもう手を打ってる国はあるんでしょうね。ちなみにこのホロスコープは算出地がNYだから、とりあえずアメリカは対応済み、かも。ってか占うまでもなくトランプが大丈夫宣言してるみたいね。
ただ、日本含めその他の国は、各国の政治家の手腕や考え方にすごく左右されるでしょうけどね（泣）
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