★出生の太陽にトランジットの土星スクエア
見事に、彼の天秤座7度の太陽にトランジットの山羊座6度の土星がスクエア。これは太陽=人生の目的へのまっすぐな道を突き進もうとしてるときに、土星が「待った」をかけてきてる時期だったわね。
で、本当に彼が復帰した今だから言えることだけど、
土星の合やハードアスペクトで「延期・中断・手放し・別れ」に至った物事は、それが本当に自分の今後に必要なものならちゃんと戻ってくるし、自分の進みたい道を一度降りることになってもまたちゃんと戻れるのよ。
★出生の月にはトランジットの土星が合、リリスにはトランジット火星がオポジション
土星のことはよく「本気でそれをやっていくならこれに耐えてみろ」的なことをしてくる頑固オヤジとか厳しい監督とかに例えさせてもらってるけど、彼の場合は2018年11月20日頃は、太陽にトランジットの土星がスクエアなだけじゃなく、度数が分からないけど彼のプライベートや気持ち的なコンディションを表す「月」にも土星が合だったかもしれない。
月への土星合は気持ち的にとても重苦しくなるようなことは起きやすいし、体調不良になることもよくあるわ。あと、自分の体調が大丈夫な場合は身内や身内並みに親しい女性が体調崩したりして、心配で鬱々とするなんてこともある。この時期は彼の乙女座0度のリリスにトランジットの魚座2度の火星がオポジションにもなってて、このしばらく前からやっぱりふだんは自己管理して抑え込めているはずの自分の身体の弱い部分とか持病とかが噴出したのかも。
★出生の月にトランジットの土星がくるときは「精神鍛錬」の時期にも
だけど月に土星が来るときは精神鍛錬の時期でもあって、精神面での下積みや考え方のトレーニングが人一倍必要な職業だし、体調不良で表舞台に出られなくなるのは運命から強制されたように思えるかもしれないけど「必要な修行」の期間だったのよ。彼の場合はそもそも月が山羊座で真面目で物事に時間をかけて取り組むことも、逆境に耐えることも12星座中では蠍座と1、2を争うくらい得意だしね。