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これは、前編【芦屋道顕】名前は「呪(しゅ)」自虐的なニックネームを使うとその名の通りの運命に?【現代の呪】の続きじゃ。
後編では、SNSやゲームのハンドルネームやメッセージアプリでのIDの付け方などで分かる、男子の心理についてじゃ。
強そう、偉そう、かっこいい……自己評価高め・向上心あり
まず、万人に伝わるであろう、勇ましい単語やかっこいい単語が含まれる名前を使っている男子。
英単語であればkingやbig、goldenなど。実在の王や伝説の神々の名の一部を取り入れたり高級ブランド品のブランド名を入れ込んでいるなどもある。マンガやゲームが由来であっても、帝王など強いキャラの名や最強魔法やワザの名を使っているなどじゃ。
これは、純粋な「憧れ」を表している。そうなりたい自分の思いをそのまま出しているので、プライドが高い一面はあるが、褒めると喜び、褒めてくれた女性に好意を持つ、素直で可愛らしく、扱いやすい男子である。
本名・本名にまつわるニックネーム……正義感の強い真っ当な生き方を好む。恋も正統派
芦屋道顕ならば、そのまま「芦屋道顕」としてtwitterをやったり、「あしや」「あっしー」「asiya_d」「どーけん」などじゃ。「takashi0705」などのように、よくある名前ゆえ誕生日を付け加えていることもある。
匿名でも構わぬネットコミュニティでも本名を使う、あるいは本名がすぐに推測できるニックネームを使うのは、本名で発言しても何も己に害が及ばないという正々堂々とした態度の現れ。
こういった男子はやはり己と同じように正々堂々と生きる女子を好む。そして少々正義感が強く、曲がったことが嫌いじゃ。女子は女子らしくあれ、と思うていることも多い。
そして、本名フルネームを使うているような男子の場合は、恋人にもやはり「本名で」生きて欲しいと思うているがゆえ、もし相手がLINEで本名を出していて、女子が本名を想像もさせない変わった名前をつけていると、心の中では「正々堂々と本名を使えよ」と思うていることがあるので、ちょいと注意が必要じゃぞ。
が、個人情報を表に出すことに抵抗がないゆえ、占うための生年月日の取得や、SNSでの投稿などによる性格分析などはしやすいほうじゃのう~。
趣味にまつわる言葉や名言が入る……「個性的・知的と思われたい!」
さて、趣味にまつわる言葉をニックネームに入れている男子も多いが、これは攻略しやすい男子である。
好きなゲームやマンガのタイトルやキメ台詞、キャラ名、ハマっているスポーツなど。好きな名言、好きな食べものやペット……。あらゆるパターンがあるが、これはつまりは「そういう趣味のある俺をよろしく」と、ニックネームで軽く自己紹介しているわけじゃな。
ゆえに、当然ながら同じ趣味の持ち主とはすぐに打ち解けるであろうし、小説の一節や科学者の名言などであれば、己の知識の深さを分かる人にだけ伝えたいという想いもある。
もし、気になる男子が、聞いたことのない言葉をニックネームに使っているならば、調べてみると恋の進展のちょっとした足しになるかもしれぬぞ。
一般的には不快・卑猥な言葉、政治や社会問題への怒り……警戒すべき鬱屈男子
さて、好きになった男子がfacebookやインスタでは普通の名前でも、実はtwitterやその他でとんでもない名前を使っていると知ったら、おぬしはどうするであろうか。
ときどきいるのじゃな。放送禁止用語はニックネームにも禁止されているゆえさすがにないが、一般的には不快感を他人に与えるような言葉を入れ込む男子。
あるいは、主に政治や社会問題などに対して何かしら過激な思想を持っていて、ニックネームがプロバガンダになっているなど。
まあ、さすがにそのような男子とはリアルでは縁がなかろうし、ネット上で知り合ってもオフで会うようなことはなかろうが……。
こういった単語を選ぶ男子は、己の現状や社会に対して強い不満を抱いており、その鬱屈した気持ちゆえに、女性に対してもどのような態度を取るやら。こういった男子に対しては、女子はやはり警戒が必要であろう。
笑いを取ろうとする言葉、何かをもじった面白みのある言葉、造語……サービス精神旺盛な営業マンタイプ
思わずクスッとしてしまうか、あるいは滑っているかは分からぬが、ちょっとしたギャグや面白みのある言葉が含まれている名前、あるいは自虐的ではあるが卑屈過ぎない表現が含まれている場合。
これは、人を笑わせたり、自分のちょっとした言葉のセンスで人を感心させたがる、サービス精神の持ち主である。円満な性格で社交性もあり、友人になるにもあまり苦労はせぬはず。が、モテるタイプであるゆえに、恋人へのハードルはあるやもしれぬのう。
意味不明な文字の羅列……自分を分析されたくない秘密主義者
意味不明な、IDやメアドであれば、まるでパスワード生成ツールで生成されるデフォルトの文字列をそのまま使っているかのような男子がたまにいる。ニックネームも「qうぇ」や「あ」など意味をなさない言葉を使う。
こういった男子は社交性がないゆえ、恋愛対象になることはそもそも少なかろうが、好きになってしまったなら難攻不落の城のような相手であろう。
まず、このタイプは自己開示をしない。己の性格を探られるのを嫌がり秘密主義で、占いをしようにも生年月日が分からない、教えてくれないのじゃな。
しかし、一度心を開いてもらえれば、他に競争相手も少なく、案外と恋の進展は早かろう。
ざっとこんなところじゃ。しかしこれは飽くまでエンタメレベルの分析。おぬしの好きな男子がこのどれかに当てはまるとは限らぬゆえ、たとえそやつがとんでもないニックネームを使っているとしても、好きならその想いを貫くが良いぞ。