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生まれたばかりの愛しい赤ちゃん。
すこやかに生き生きと成長してほしいのは、どの時代のお母さんも一緒でしょう。
子供を悪いものから遠ざけ、よいものに守ってもらうおまじないが昔から伝わっています。
ここでは、比較的簡単にできる、赤ちゃんを守るおまじないをご紹介します。
赤ちゃんを浄化するおまじない
用意するもの:母親の結婚指輪、純銀製のもの、ぬるま湯
ぬるま湯の中に、赤ちゃんの母親の結婚指輪と、なんでも良いので純銀製のものを入れます。
この水で赤ちゃんを優しく拭いてあげましょう。
赤ちゃんが浄化され、悪いものが出ていくと伝わっています。
赤ちゃんが妖精に取り替えられないようにするおまじない
用意するもの:ローズマリー
イングランドなどでは、妖精と人間の赤ちゃんが、妖精によってこっそり取り替えられてしまうと信じられていたようです。
取り替えられてしまうと赤ちゃんは元気がなくなり、まったく別の子のようになってしまうそうです。
ローズマリーは、浄化と守護の意味合いが大変強いハーブです。
サイモン&ガーファンクルの歌ったことで有名な、イギリスの古い民謡「スカボローフェア」では、
「パセリ、セージ、ローズマリーにタイム」という歌詞があります。
この歌の主人公は、魔除け効果の強いハーブの名前を唱え、悪い妖精にさらわれるのを回避したと言われています。
ローズマリーは育てやすいハーブなので、ガーデニングにチャレンジしてみるのもグッド。
家の周りに植えるか、鉢植えにして子供部屋に置くと子供を守ってくれるでしょう。
育てることができなくても、ローズマリーのリースを子供部屋に飾ると、子供の守護のお守りになります。
カモミールの守護のおまじない
用意するもの:カモミール
カモミールは浄化や守護につよいパワーを発揮すると伝えられています。
現在でもドイツでは、子供の不調にはまずカモミールティーというくらい、信頼されているハーブです。
カモミールを束ねてバビーベッドの上に吊るしておくと、魔法の守護が得られると言われます。
生のカモミールが手に入らなくても、ハーブティー用のカモミールなどを、サシェのように麻の袋に包んで赤ちゃんのベッドの上にぶら下げておくのでもよいでしょう。
赤ちゃんを思って工夫する気持ちが一番の守護になります。
クローブで子供を守るおまじない
用意するもの:クローブ、針と糸
花のつぼみを乾燥させた、素敵な香りのスパイス、クローブ。
クローブにも強い魔除け効果があると信じられてきました。
有名なのは、クリスマスに作る「オレンジポマンダー」。
オレンジにびっしりクローブを刺し、お部屋に飾ることで開運招福、魔除けをし、新年を迎えます。
このクローブを使って、小さな魔除けのガーランドを作りましょう。
クローブをいくつか用意し、穴をあけ、赤い糸に通します。
これをベビーベットから見える壁面に飾っておきましょう。
ラッキー7の意味を込めて7粒で作るのもよいですね。
また、赤い糸をネックレス状に丸く結んで、赤ちゃんの手の届かないところにかけておくのも良いでしょう。
アンクレットのおまじない
用意するもの:鉄の輪、ビーズ、鈴 それぞれ複数個 紐かリボン
用意した鉄の輪、ビーズ、鈴を一つずつ紐かリボンに通します。
それぞれを結びつけていきます。
結び目を作っている時に、子供への祝福と健康への願いを心の中で祈ります。
これを子供の足首に結びます。
鉄製品は、赤ちゃんを盗む悪い妖精を打ち負かすと言われています。
鈴も、神社でのお祓いで使われているように、音による浄化の意味合いがあります。
これを赤ちゃんに付けてあげる時は、からまったり、きつくなりすぎたりしないように、近くで見守ってあげましょう。
最後に
西洋の赤ちゃんを守るおまじないを紹介しました。
一番大切なのは、すこやかに育って欲しいと親が願いを込めること。
かわいい赤ちゃんの幸せを願って、おまじないを試してみませんか?