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ささみは低カロリーでダイエット中でもおすすめの食材として知られています。そんなささみですが栄養面ではどうでしょうか。調理法によって、また同じ鶏肉の胸肉やもも肉とは栄養が違うのでしょうか。今回は、ささみの栄養について調べました。ささみを使った簡単レシピもご紹介します。
ささみの栄養は?
気になるささみの栄養はと言うと、低カロリーなので栄養も少ないのでは?と思いがちですが、そんなことはありません。
ささみの栄養①タンパク質
ささみを代表する栄養素と言えば三大栄養素の一つであるタンパク質ですね。タンパク質は筋肉や髪、爪などを作るには欠かせない栄養素です。柔軟性のある質の良い筋肉にするために、近頃ではタンパク質のサプリなんかも人気ですよね。ささみには良質なタンパク質がたっぷり含まれています。ちなみに、100gあたりのタンパク質量で比較してみると、ささみ23g、胸肉19.5g、もも肉16.2gとなっており、鶏肉の中でもささみはタンパク質が豊富ということがわかります。
ささみの栄養②ナイアシン
ナイアシンはビタミンB群の仲間で皮膚の粘膜や健康維持を助ける働きをしてくれています。ささみにはそのナイアシンも含まれています。
ささみのカロリー
ささみがダイエットに向いている食材と言われるわけは、そのカロリーにあります。100gあたりのカロリーは約106kcalで、胸肉やもも肉を比較しても30kcal〜80kcalも低いのでダイエットには最適というわけです。また、糖質に至っては0gなので糖質制限ダイエットに非常におすすめで、ささみだけでなく他の部位である胸肉やもも肉も0gなので最近では鶏肉を使った糖質制限向きの「サラダチキン」などがコンビニでも売っています。
ささみってどこの部分?
家庭でよく調理される鶏肉ですが、もっともポピュラーな鶏肉の部位が「もも肉」
「胸肉」そして「ささみ」。このささみは牛肉や豚肉でいうところの「ヒレ」に当たる部分で、脂肪が少ない部位です。ささみは低カロリーで高タンパクなのでまさにダイエット向き、そして、胃腸が弱っている時にもおすすめの食材です。また、ささみは柔らかく口当たりも良いので、鶏肉の中でも人気の部位となっています。
ささみに向いてる調理法
色々な調理法が向いている使い勝手のよい食材のささみですが、そんな中でも向いている調理法は蒸し物料理でしょう。茹でると固くなりがちな鶏肉ですが、ささみは茹でても食感が柔らかいので棒棒鶏やささみの蒸しサラダなんかは簡単にできておすすめです。また、フリッターもささみを美味しくさせる料理ですね。
ささみを使った簡単レシピ
良質なタンパク質が豊富で筋肉作りやダイエットに欠かせない栄養たっぷりのささみを使った簡単レシピをご紹介します。
栄養満点♡ささみを使ったレシピ①ささみときゅうりのさっぱり和え
「あと1品」という時に役立つささみのお手軽時短レシピ。ごま油が食欲をそそります。
◇レシピ◇2人前
・ささみ 1本
・料理酒 大さじ1
・きゅうり 1本
・塩(塩もみ用) 適量
☆しょうゆ 大さじ1/2
☆豆板醤 小さじ1/2
☆砂糖 小さじ1/4
☆ごま油 大さじ1
①ささみは筋を取って耐熱容器に料理酒と一緒に入れる。タップをして2分ほど加熱し、お箸でほぐし冷ます
②きゅうりは塩を振り板ずりをし、流水で洗い流してからジップロックに入れ綿棒で叩き、一口大に割る
③材料①②と☆を全て混ぜ合わせて器に盛りつけたら完成
栄養満点♡ささみを使ったレシピ②お弁当にもピッタリのささみの照り焼き
冷めても味がしっかり付いているのでお弁当にもピッタリなささみレシピです。ごはんが進むおかずなので食べ過ぎ注意です。
◇レシピ◇1〜2人前
・ささみ 2本
☆しょうゆ 大さじ1
☆味噌 小さじ1
☆オイスターソース 大さじ1/2
☆砂糖 小さじ1/2
☆みりん 大さじ1
・白ごま 小さじ1/4
・片栗粉 適量
・塩こしょう 少々
①ささみは筋取りをして塩少々振ってしばらく置く。そしてささみの表面に薄く片栗粉をまぶす
②☆の調味料をよく混ぜあわせておく
③サラダ油を多めにひいたフライパンに、①のささみを並べる。強火で焼いてこんがりと焼き目を付ける
④片面焼いたら裏返し、中火にしてからフタをする。こんがり焼けたら一旦火を止める
⑤フライパンについた油をキッチンペーパーで拭き取り、②で合わせた調味料を入れて火を付ける
⑥焦げないように弱火で煮詰め、ささみにかけたら完成
最後に
今回はささみの栄養についてご紹介しました。いかがでしたか?ささみは良質なタンパク質を豊富に含んでおり、筋肉作りやダイエットに適した優秀な食べ物だということがわかりましたね。カロリーも鶏肉の中では低く、また糖質も0gなので気にすることなく食べれるのが嬉しいですよね。ささみを使った簡単レシピも、参考になれば幸いです。