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ルーン文字というものがあるのをご存知ですか。
「ルーン占い」という、色々な記号の書かれた石で運勢を占うものを知っている方もいらっしゃるかもしれません。
あの石に書かれているのがルーン文字です。
この文字は、古くから呪術的パワーが非常に強いと信じられてきました。
今回は、このルーン文字と自分の名前のアルファベットを照らし合わせて、あなただけを守護する特別なサインを作る方法をお伝えします。
ルーン文字とは
ルーン文字とは、紀元後2世紀頃から古代北欧を中心に使われてきた文字です。北欧神話の最高神、オーディンが苦行の末に発見した文字として伝えられています。この文字は様々な石碑に碑文として刻まれ、時には墳墓、角、装飾品に書かれたものも残っています。当時から非常に呪術的意味合いのある文字と考えられ、ケルト文化の間でパワーのある文字として重要視されてきました。このルーン文字のパワーによって、自分自身を守る特別なマークを作ってみましょう。
自分の名前をルーン文字で書いてみよう
上記に挙げたのが、ルーン文字とアルファベットの対応表です。ルーン文字には沢山のバリエーションがあります。この表はその一部ですので、既にご存知の対応表とは違うかもしれません。ご自身の納得の行く方を選んで使用してください。また、IとJ、OとQは同じルーン文字になっています。この対応表を使用して、自分の名前(ファーストネーム)をルーン文字で書いてみましょう。
たとえば、私の名前「真知」をルーン文字で書くには、まず名前をアルファベットに変換します。
「M A C H I」
そして、それぞれのアルファベットに対応するルーン文字を当てはめていきます。
このように、方眼紙に書くと分かりやすいです。これから文字を変形させていくので、斜線は全て45度にして、文字の縦横の長さを統一しておくと良いでしょう。
全ての文字を1つに合体させる
ルーン文字で自分の名前が書けたら、すべての文字を1文字にくっつけていきましょう。なるべく構成される線が少なく済むように、それぞれの文字を上手く重ねていくのがポイントです。具体的にどうやるのか、このMACHIの場合を例にとってご説明いたしましょう。
まず、MとAをくっつけます。
Mの左側の縦線と、Aの縦線を重ねて書いてみましょう。Mのルーン文字の、左上がりの斜め線が、Aのルーン文字の上の方の斜め線とぴったり合わさります。複数のルーン文字同士が重なってもなるべく線が増えないように、どこに置くとよりすっきりするか考えてみましょう。うまくはまらない場合は、文字の左右を反転させて使用することもできます。
次に、このMAとCをくっつけます。
Cの斜線と、Aの下の斜線を重ねれば、Cのルーン文字の上部が少し残りますが、ほぼMAの合成文字と重なる形で合わせることができそうです。
この調子でMACにHをくっつけてみましょう。
Hは斜め線が2本入っているルーン文字ですので、この部分をMACの合成文字の斜め線と合わせます。そうすると、MAC合成文字の中にすっぽりと収まりました。
最後、Iをここに入れます。
Iはアルファベットと同じく縦線一本なので、MACH合成文字の縦線の中にすっぽりと入れ込みました。
完成
これで、私の名前である「M」「A」「C」「H」「I」すべてのルーン文字アルファベットが内包された、魔法のサインが出来上がりました。
同じアルファベットを使用しても、反転させたり、重ねる部分を変えると仕上がりは変わってきます。なるべくシンプルな仕上がりになるように、自分自身で考えてマークを作るのが大切です。このオリジナルのルーンサインは、あなた自身を守ってくれるという言い伝えがあります。マジカルな意味を持つサインなので、メダルや羊皮紙に書き記して自分だけの強力な護符として使用することができます。
自分だけのルーン文字を作る方法をお伝えしました。
特別なパワーを持たせたいマジックアイテムに刻んだり、金属に記して護符にしたり。きっとあなたを強力に守護してくれることでしょう。