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【芦屋道顕】「黒い蝶を見る」スピリチュアルな意味は?死者の霊…それとも?【虫の知らせ(1)】
※旧メディアVeryGoodからの移行記事です。元記事:2015.09.09 芦屋道顕「黒い蝶を見る」スピリチュアルな意味は?死者の霊…それとも?【虫の知らせ(1)】https://www.verygood.la/82506/
※黒い蝶の画像が出てきます。苦手な方はご注意ください。
普段あまり見かけないものを見るとき、それは何らかのメッセージ、ジンクスである場合が多い。
虫は特に「虫の知らせ」という言葉もあるように、どのような虫であっても、何らかの前兆を示すことがある。
今回は「虫の知らせ」第一弾、
「黒い蝶」
についてじゃ。
たまに見かける虫で、印象に残った。この意味は?
さて、「こういう虫を見かけたが、何か意味があるのか」と問われる機会がかなり多い虫に、黒い蝶がある。
自然豊かで、普段からクロアゲハを頻繁に見かける場所に住んでいたなら、このような疑問は起きぬはず。その虫が例えばクモであれ、テラフォーマーズの原種である、地球にいるあやつらであれ、普段から良く見かけていれば、日常茶飯事となり印象には残るまい。
そして、頻繁に見かけて印象に残らぬ虫は、やはり意味はない。
しかし、ごくたまに見かけ、「何だったんだろう」と気になるものは、やはり意味があるのじゃ。
「蝶」はあの世とこの世を行き来するメッセンジャー
さて、都会に住んでいて普段見かけないのに、あるとき視界にひらひらと舞う蝶が。年に一度の墓参りで、たまに訪れた神社の参道で、蝶が。
このようにふいに現れる蝶は、神や仏、死者からの「メッセンジャー」である場合が多い。
蝶は昔から、あの世とこの世を行き来すると考えられ、死者の魂は蝶となってあの世へ行くとも言われておる。
良く聞く話では、家族や親しい人が亡くなった折に、葬儀や供養の日に、蝶が現れる。誰しもが「この蝶は●●の魂かもしれない」などと考える。
その場合は、やはりその亡くなった家族が「ありがとう」「今もいるよ」と伝えるために送り出した使いであろう。
神社仏閣で蝶が現れるときは、神仏から「歓迎されている」と考えて良いぞ。
「黒い」蝶は不吉?
さて、ここで気になるのが蝶の色であろう。「黒」はどうしても喪を想像させるゆえ、身内や親しき誰かが死ぬときの「虫の知らせ」であろうと。
……正直なところ、やはりそのようなメッセージであることもある。
しかし、じゃ。肝心なのは色ではない。黒い蝶であっても、先に話したように、神社仏閣の敷地やそこに向かう途上で見かけた場合は黒であっても歓迎の現れ、すでに死んだ誰かの弔いの席に現れる蝶もまた、死者からの歓迎のメッセージじゃ。
そして、実は「黒い蝶」はもっと明るい意味もある。それは、「変化が迫っている」というものじゃ。
黒い蝶が予告する「変化」とは
この「変化」も黒いから悪しき変化、と思うては早計。実はまったく色には関係なく、黒い蝶であれ白い蝶であれ黄色い蝶であれ、見かけた折に、おぬしがどんな印象を抱くかが肝心じゃ。
「なんだか、不吉」と思えば、やはりあまりよろしくない虫の知らせであるやもしれぬ。
「キレイだな~。これはどんな意味があるんだろう」と思えば、良き出会いや変化の前兆であろう。
もしも、「不吉」と思うてしまったならば、念のため親しき人々には連絡を取ってみるとよい。あるいは、己の健康を省み、生活を省みれば来るべき不幸を避けることができよう。黒い蝶は、そのために見えざる者が遣わした「メッセンジャー」ゆえな。
そして何もなければ、それは「不吉」な予感が外れということじゃ。心配せず、良き変化が来ると信じて前向きに行動を起こすがよいぞ。
オランダでは「黒い蝶」は幸せの前兆
最後に、異国のジンクスの話じゃが……。
オランダでは、黒い蝶が部屋に舞い込んできたならば、それは身近な異性が恋心を寄せてくれているサインだそうじゃ。
新たな恋を待つ乙女は、このジンクスを信じてみてもよいかもしれぬぞ。