*有名人占いは敬称略です。
個人天体の相性、ライツと外惑星だけでもかなり見所が多かったけど、まだまだあるわ(汗)今回はライツ(太陽月)以外の天体や感受点を含めるわね。ただ、土星以遠同士のアスペクトは世代アスペクトで、二人と同年代の男女だったらみんな成立するから省くわね。
二重円とアスペクト表は前の2記事と同じやつ。
左が樹木希林、右が内田裕也。
●水星金星合セクスタイル水星金星合
面白いことに、この二人はどっちも「水星金星合」を持ってるのよね。相性の見方のもう一つに、「自分のネイタルの配置と同じまたは似た配置を持っている」があるんだけど、それがぴたりと当てはまるわ。生まれつき同じか似た配置を持ってると、その天体や感受点が管轄する人生の領域への考え方やアプローチ方法が似てるんで、相互理解しやすいのよ。
この二人は水星金星だから、セクスタイルで話は建設的な方向に弾んだだろうし、ついでにお互い歳を重ねても若々しい感性を失わずにいられるところが一致してたんじゃないかしら。
●金星オポジション冥王星
この組み合わせは思い入れが強く、執着しやすくなる相性。冥王星を重ねられる天体は、冥王星に束縛される。樹木希林の愛情を、そのつもりはなくても内田裕也は独り占めしてたのね。
●火星トライン土星、スクエア海王星
樹木希林の太陽には内田裕也のトランスサタニアンがぜんぶ絡んでたけど、火星にも土星と海王星が絡んでるのね。火星への海王星のスクエアは、火星側が海王星側の実態をつかめなくなる関係。実物以上に相手を理想化したりで、ぶっちゃけると自分のライツにスクエアの海王星持ってる相手には騙されやすいし騙されてもそれを「いい夢見せてもらったわ」とか許しちゃえる。でも二人の場合は、内田裕也側の土星がトラインだから、愛を語るにせよ夢を見せるにせよ、ちゃんと実態もあったわけよね。