目次【開く】
新生児の赤ちゃんは2〜3時間おきに眠ったり起きたりのサイクルを繰り返しています。ですが、夜中に授乳をして、おむつ替えもしたのに、なかなか泣き止まないなんてことも。入院中は看護婦さんに頼ることができますが、自宅に帰ってからは不安でいっぱいになりますよね。
赤ちゃんはまだお腹が空いた、おむつを替えてほしい、体調が悪いなどのサインを泣くことでしか送れません。泣かれているときはとても長い時間に感じますが、毎日少しずつちゃんと成長しています。
行き詰まったときには深呼吸を。泣き止まない原因を一緒に考えましょう。
先ずは体調が悪くないかの確認を!
泣き方が普段と違って大きかったり、酷く暴れるようだったら、体の不調を訴えているかも知れません。
不自然に熱が高い、呼吸音がおかしい、嘔吐を繰り返すなどの症状があったらすぐに病院へ行きましょう。
新生児の赤ちゃんは暑さ、寒さなどの体温調節が上手くできません。沐浴の際はよく水分を拭き取ってあげるようにして、赤ちゃんの体を冷やさないように。
母乳で免疫をもらっているからと安心していても、風邪にかかることは十分あるので注意して下さい。
抱いてあやしてあげたときには
ベッドの上であれだけ泣いていた赤ちゃんが、ママが抱き上げるとすぐ泣き止むことも。腕の中で眠ったのを見計らってそっとベッドに戻したのに、離れたらまた泣き始めるの繰り返しではママも体が休まりませんよね。
抱かれたときの温かさに安心して眠っていたのが、ベッドとの温度差で起きてしまっているのかも知れません。おくるみや毛布などで包んでベッドに寝かせるなど、温度差を作らない工夫をしてみましょう。
もしかして、お腹が空いている?
自分から口を離したからもういらないのだろうと思っていても、赤ちゃんのお腹の中は満たされてないことがあります。飲む前と飲んだ後に体重を計り、赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めているかチェックしてみて、足りなければミルクを足して調節しましょう。
あとは、赤ちゃんが母乳を上手く吸えてないことが原因の場合もあります。
赤ちゃんが浅く吸っている場合、お腹が満たされる前に口が疲れて、離してしまうのです。
母乳はちゃんと出ているのにそれでは勿体ないですよね。十分に吸えてないためお腹がすぐ空いて泣き出したり、母乳を頻回であげることで乳頭が傷付いて、授乳の度に痛みを伴うこともあります。
赤ちゃんが大きく口を開いたときに、乳輪全体が隠れるように意識して授乳してみて下さい。
身近なものを使ってみましょう!
娠7か月頃には赤ちゃんの耳は外の音を聴き取れるようになっています。
ママとパパの声はもちろん、ママの心音や血液の流れる音などの胎内音を聴きながら育ちました。泣き止まない赤ちゃんのために、胎内音に似せて作られた音楽もあります。
その他には、レジ袋をこすり合わせた音を聴かせると赤ちゃんが泣き止むというのを聞いたことはありませんか。私も実際に試してみたところ、確かに泣き止みました。がさがさとこすれる音が胎内音と似ているからで、身近な物を使ってすぐできるのでおすすめです。
泣くのは赤ちゃんからのサイン
新生児の赤ちゃんは1日のほとんどを眠って過ごしています。
それから段々と起きている時間が長くなり、いつの間にか様々な表情を見せてくれるように。泣いているよりは笑っていてくれた方がいいですよね。
ですが、泣いてほしくないからと眠っているときにおむつを替えたりしていると、泣かないでも察してくれると勘違いしてしまいます。不快感を感じたらちゃんと教えてくれるので、赤ちゃんからのサインに答えてあげて下さいね。